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大麦の食物繊維「β-グルカン」驚くパワー

2013年10月4日

食後の血糖値上昇を緩やかにする、コレステロール値を下げる、便秘解消――β-グルカンの3大効用

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 「食後の血糖値上昇を緩やかにする、コレステロール値を下げる、便秘解消――。大麦に含まれるβ-グルカンの効用として、この三つは確実」と池上名誉教授は強調する。それもそのはず。これらの効用については、世界各国の政府機関も“お墨付き”を与えるほど、裏付けとなる研究報告があるからだ。

 右の表に挙げた国々では、大麦のβ-グルカンを「1日に3g以上」といった必要量がとれる商品に、「食後の血糖値の上昇を抑える」「心疾患のリスクが減る」などの表示をしていいことになっている。このほど日本でも、日本健康・栄養食品協会が、これらの効用に加え「満腹感の持続作用」について、一定の効果があると評価した。


ネバネバ食物繊維は過度な食欲を抑える
 食物繊維の種類と、食欲やエネルギー摂取量の関連を見た研究報告をまとめて解析した報告によると、β-グルカンのうな粘性の高い食物繊維には、食欲を抑えて次の食事でのエネルギー摂取量を無理なく減らす働きがあるようだ。
 β-グルカンのほか、ペクチン、グァーガムのような粘性の高い食物繊維を用いた比較試験では59%(37試験中22)で食欲の抑制作用を確認、粘性が高くない食物繊維を用いた場合では、これが14%(21試験中3)だった。
 粘性の高い食物繊維を摂取すると、次の食事で自由に食べてもエネルギー摂取量が抑えられるという結果が得られたのは69%(16試験中11)、粘性が高くない食物繊維を摂取した場合の同30%(10試験中3)に比べて、有意に高かった。
(データ:Obes. Rev.;12,9,724-739,2011)

β-グルカンの粘りが効く

 肥満や生活習慣病を防ぐ、といった効用が得られる秘密の一つは、β-グルカンの持つ強い“粘り”にあるようだ。「β-グルカンがお腹の中で食べ物と混ざり合い、消化吸収がゆっくりになるので腹持ちが良く、食後の血糖値の上昇が穏やかになる。食べ物に含まれるコレステロールの吸収も抑えられる」(池上名誉教授)。

 しかも、大麦のβ-グルカンは、粒の外皮ではなく内部にぎっしりと詰まっているから(写真)、「大麦自体に含まれるでんぷんも、ゆっくりと消化吸収されると考えられる」と池上名誉教授。つまり、エネルギー源として必要なでんぷんを補給しつつ、血糖値の急上昇は防いでくれる、というわけだ。

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