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熱中症対策、上手に汗をかいて体温調節を

2013年7月4日

熱中症、「暑さが苦手」「運動不足」の人は熱中症予備軍

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 暑い季節は苦手ですぐにだるくなる、という人は、自律神経の働きが乱れがち。「暑さへの適応力が低く、熱中症にかかりやすいタイプ」と神奈川県立保健福祉大学の谷口英喜教授は言う。

 自律神経をうまく機能させるためには、第一に規則正しい生活習慣を心がけること。十分な休息や代謝に必要な栄養をとるよう努めることが大事だ。

 「この時期は特に、3度の食事をきちんととるように気をつけて。食事は栄養補給という意味で重要なのはもちろん、水分補給源でもある。食べ物自体に含まれる水分に加え、その消化・代謝で生まれる水分が体内を巡る。私たちは1日当たり1~1.2Lの水分を食事によって補っている」(谷口教授)。

 なお、ビールなどのアルコール飲料は水分補給には適さない。「アルコールは利尿作用があるうえ、代謝するときにも体の水分がたくさん消費される。“炎天下ですきっ腹にビール”なんて行動は、脱水症を促進しかねない」と谷口教授。

夏前から始めたい しっかり汗をかく体づくり

 気温が高いとき、スムーズに熱を逃がすためには「しっかり汗をかける体」であることが大切。早稲田大学人間科学学術院の永島計教授は、「汗腺のうち、有効に汗をかくことができる“能動汗腺”の数には個人差があるが、エアコン漬けで運動不足だと、能動汗腺から分泌される汗の量も少なくなる」という。能動汗腺の数を増やすには、「毎日入浴して温度刺激を与えるといい」(永島教授)。

 もちろん、運動も有効だ。「本格的な猛暑が訪れる2~3週間前からでも、運動をすることで、筋肉量が増えるとともに、汗腺がきちんと開き、汗をしっかりかけるような体になる」と、谷口教授もいう。

 天気予報で注意したいのは「気温」と「湿度」だが、風の有無にも気をつけたい。風がないとせっかく汗をかいても蒸発しにくく体温も下がりにくい。扇風機をつけないオフィスや寝室も同様だ。「太陽光や、熱くなったアスファルト、建物からの照り返しはもちろん、満員電車の中など大勢の人から発される赤外線による輻射熱(ふくしゃねつ)も体温上昇のもとになる」と永島教授。

 熱中症対策のポイントは、「気温、湿度など、熱中症になりやすい条件とは反対の環境づくりを心がけること」(谷口教授)。

 温度や湿度は、エアコンを上手に使ってコントロール。「汗をかいているときは、扇子やうちわで顔周辺に風を送るだけでも汗の蒸散が増加し、体温を下げられる」(永島教授)。

 汗を素早く吸収するインナーも、体温上昇を防ぐ効果あり。頭や首元も、輻射熱からしっかりガードすれば万全だ。

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