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食べないと食欲が増し、腸の動きも代謝も落ちる

2012年12月28日

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甘いものやご飯をガマンしたり、ジムに通い始めたり、やせよう!とがむしゃらになったり……。

その一方、食べたい気持ちはむくむく膨らみ、減らない体重にイライラ、便秘や冷えも加わってストレスに!

アンケート調査から分かったダイエットにまつわるストレスの実態と対策を徹底検証します。

 「ストレスを感じるようなダイエットではやせられません」

 そう指摘するのは、脳科学者で人間性脳科学研究所の澤口俊之所長。厳しい食事制限や激しい運動をしたり、短期間でやせなくちゃ!といったプレッシャーがかかると、脳がストレスを感じる。「脳にストレスがたまると、副腎から抗ストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、食欲が増す。そこで食べて、太り、またストレスがたまる、という悪循環に陥りやすい」(澤口所長)という。

 実際、読者アンケートでも、ダイエット中に感じるストレスの中で、BMI(体格指数)に関係なく、「食欲をガマンするのがつらい」という人が最も多かった。ダイエット外来で指導するハートリークリニック新宿の服部達也院長は、「食欲をガマンする方法は、一生は続けられないうえ、リバウンドしやすいので、それもストレスになる」と話す。夜19時以降は糖質を控える代わりにたんぱく質をしっかり食べる、というふうに食欲を満たしながら、体の仕組みに合わせて食べる内容や方法を変える。この方針で、「指導した約85%がダイエットに成功している」(服部院長)。

 ダイエット中はイライラする、便秘や冷え、肌荒れも起こり、結果もなかなか出ない。それは、「自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になり、血流が悪くなっていることが考えられる」と順天堂大学医学部の小林弘幸教授。リラックスして、副交感神経を活性化するケアも大事だ。

401人調査で分かったダイエットストレスの正体と対策
アンケート調査では、ダイエットが失敗する原因を「ダイエットのストレス」と考える人が64.1%に上った。そのほかどんなストレスが多いか見てみよう。

食欲ガマンストレス
食欲をガマンするのがつらい。 78.3%

アンケート調査の結果、ダイエットのストレスで最も多くの人が感じていたのが「食欲をガマンする」ストレス。体には、「体脂肪量を一定に保とう」とする仕組みが備わっているので、食事を減らしたり運動をしたりすると、「食べて元に戻さなきゃ!」というスイッチが入ってしまう。「食べ方の工夫」がカギに。

結果が出ないストレス
体重、サイズが減らない。 66.4%

ダイエットの結果を判断するうえで最も多くの人が気にしていたのが「体重」。BMI(体格指数)が高い太りぎみの人だけでなく、BMIの低いスリムな人も、気になる率は高かった。「二の腕や太もも」、「ウエストやヒップ」などがサイズダウンしないことをストレスとして挙げた人は約半数。また、約2割が「胸だけ減った」と回答した。

イライラストレス
理由もなくイライラする。 41.7%

気分に関係する項目では、半数近くが「理由もなくイライラする」と回答。また、「理由もなく気分がふさぐ」という人も、2割を超えた。食べたいものをガマンするのを強いられるのに加えて、「家族や友人からの誘いを断るのがつらい」という人や、「面倒くさい」、「時間がない」、「周囲に理解してもらえない」など、葛藤が浮き彫りに。

便秘・冷え・肌荒れストレス
便秘、冷え、疲れを感じるようになった。 26.8%

健康や体調管理、美容や美肌のためのダイエットのはずが、体調不良を感じた人も少なくない。「便秘」や「冷え」、「肌や髪の乾燥」のほか、「疲れやすくなった」という人は37.3%にも上る。やせたものの、「月経不順になった」、「シワやたるみが目立つようになった」という人も。

リバウンドストレス
やせてもキープできない。
主要5つの方法で 8.8~15.0%

試したことのあるダイエットで、「効果はあったがリバウンドした」のは、食事によるダイエットが圧倒的に多く、「おやつや飲酒を控える」、「炭水化物抜き」、「一食置き換え、低カロリー代替食」、「カロリーオフ」でストレスを感じた人の約3割がリバウンドを経験。運動では「ジムや自宅での筋トレ(9.7%)」でのリバウンド率が最も高かった。

調査概要
2012年11月22日から12月6日までの15日間、「日経ヘルス」および「日経ウーマンオンライン」の読者を対象にウェブ上で調査を実施。女性回答者401人について、ダイエット経験のある340人を中心に分析した。年齢、身長、体重の平均値はそれぞれ38.4歳、162.7cm、53.7kg。
この人に聞きました
澤口俊之
人間性脳科学研究所
澤口俊之所長
北海道大学理学部生物学科卒業。北海道大学医学研究科教授を経て現職。認知脳科学が専門で、前頭連合野を中心に研究。「1年後に成功した自分、など、長期的に成功した自分をイメージしておくことで成功しやすい」。

服部達也
ハートリークリニック新宿
服部達也院長
日本医科大学卒業。2006年より現職。専門は美容内科。「ダイエット期間は3カ月から半年くらいが適切。短期間に急激に体重を落とすのはもちろんダメですが、だらだらと続けるのも効果が薄い」。

「これ以上の情報をお読みになりたい方は、日経ヘルス誌面でどうぞ。」

取材・文/羽田 光、西山裕子(編集部) 写真/中田裕史 スタイリング/中野あずさ(biswa.)

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