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ビタミンDがダイエットの成果にも関係!?

2012年11月7日

ビタミンDは免疫や代謝の調整役も

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 ここ数年、ビタミンDの効果が続々と報告されている。下の表に挙げたものはその一例にすぎないが、これを見て、「がんにもうつにもダイエットにも効くなんて本当?」と疑いたくなるのも無理はない。だが、「広い効用はむしろ当然のこと」と語るのは、長年ビタミンDの研究に携わっている東京大学の高橋迪雄名誉教授だ。

 「興味深いことに、脳細胞や免疫細胞も含めて、全身のほとんどの細胞にビタミンDの『受容体』──受け皿が見つかっている。このことだけを見ても、人間の体の多くの働きは、“ビタミンDがある”ことを前提に動いていると想像できる。そのため、ビタミンDの不足は、免疫、代謝機能などさまざまな機能の低下をもたらしてしまう」と高橋名誉教授は説明する。

 実際、血中のビタミンD濃度が低い人は免疫力が弱くなり、がんやカゼ・インフルエンザなどの感染症のリスクが高くなる。現在のところ、乳がん、卵巣がん、大腸がんなどについてビタミンDとの関係が報告されている。また、血中ビタミンD濃度が低いと代謝が低下して、ダイエット効果が出にくかったり、動脈硬化や糖尿病のリスクが高くなると考えられている。

40~70歳の米国人女性194人を対象にした調査で、血液中のビタミンD濃度と乳がん発症の関係を見た。血中ビタミンD量30ng/ml以上では乳がんの発生比率は全体に比べて低いが、24ng/ml以下になるとリスクが明らかに高くなるのが分かる。特に、5~9ng/mlという著しく少ないグループでは、人数が全体の3%にすぎないものの、乳がん患者数は全体の11%に達していた。
(データ: Ann Surg Oncol.19:2590-99, 2012)
20代の肥満女性23人に、1日500mgのカルシウムと、10人には1日100μg(4000IU)のビタミンDサプリメントを、13人にはビタミンDの入っていない錠剤を12週間のんで、エクササイズを実施してもらった。ビタミンD入りをのんだグループでは血中ビタミンD量が顕著に増加し、血中ビタミンD量が多くなった人ほどウエスト・ヒップのサイズ比が減少(=くびれが大きくなった)するなどダイエット効果が現れた。
(データ: Clin Nutr; S0261-5614(12)0018-1, 2012)

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