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目からウロコの湯たんぽ活用術(2/2)

2010年12月15日

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夜冷え撃退に、湯たんぽを!温める場所と使うタイミングが鍵でした

湯たんぽで温めたい場所

 木枯らしが吹きすさぶ寒い外から帰宅すると、まずは熱いお湯を張ったお風呂にどぼん!とつかる……。つらい夜の冷えに悩んでいる女性の中には、そうしている人も多いかもしれない。でも、ちょっと待って。

 「冷え切った体は冷えた部分を温めてから入浴しないと、体の芯までうまく温まらない」というのは、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックの班目(まだらめ)健夫講師。

 体が冷えたまま熱い風呂に入ると、体の表面部分しか温まらず、深部は冷えたまま。しっかり芯まで温めようと長湯をすると、今度はのぼせてしまう。のぼせずに体全体をお風呂でぽかぽかにするには、入浴前から体を温めて、体とお湯の温度差を縮めることがポイントだ。

 このときに、役に立つのが湯たんぽ。お湯がたっぷり入った湯たんぽは、温度を上げるために必要な熱容量が大きい。「冷えの原因となるのが、体が生み出す熱が小さすぎること。それを根本的に解決するには筋肉を増やさないといけないが、それには時間がかかる。体の外から冷えによる症状を和らげるには、大きな熱容量がある湯たんぽがぴったり」(班目講師)というわけだ。

湯たんぽを使ったら2日で免疫力がアップ
がんでリンパ球が減少している患者一人が、一日中湯たんぽで体を温めたところ、2日で血中のリンパ球の数が670個から2432個まで、約3.6倍に増えた。(データ:班目講師)

 さあ温めよう!というときに、つい、冷えきった手先や足先を最初に温めたくなるもの。しかし、末端を温めても、すぐに体幹部から冷たい血がどんどん流れこんでくるのでなかなか温まらない。「温めるべきは腰、お腹といった体幹部や、大きな筋肉がある二の腕や太ももです。ここに熱を加えると、温まった血液が全身を流れるために末梢(まっしょう)まで温まる」と班目講師。

 夜冷えはしない人も、冬はいつもよりもちょっと寝つきが悪い、便秘がちになる、といった悩みがあるなら“隠れ冷え性”かもしれない。わきの下の体温と、それぞれの部位を触って比べて、冷えていないかを確かめて。

 冷えで悩む多くの患者を診てきた班目講師は、「冷えを自覚していない“隠れ冷え性”の人は多い。そういう人は、冷えを放置したままでは不調を改善できない。まずは積極的に湯たんぽで温めてほしい」と言う。

“隠れ冷え”の人もいる!冷えの自覚がない人はわきの下の体温と比べてみよう

「わきの下と比べたときに冷たいと感じたら、それは冷えているということ」と班目講師。わきの下の温度は内臓の温度とほぼ同じ。体表面の温度と内臓の温度は近いほど良い。調べてみるのは、朝の布団の中がいい。「朝、起きたときの布団の中は、お風呂を除けば体が一番温かい状態。そんなときに冷えていると感じたら、それは間違いなく冷え性」(班目講師)。


Profile
班目 健夫 講師
班目 健夫 講師
東京女子医科大学附属 青山自然医療研究所クリニック
「冷えは温めると必ず治ります。熱を加えて、その熱を保持することが大切です。冷え性の人は朝から湯たんぽを活用して。お湯はこまめに、4時間ごとに入れ替えるのがベストです」。

取材・文/羽田 光(編集部) イラスト/落合 恵 写真/嵯山ゆり

日経ヘルス 2010年1月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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