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機能性食品初の精神的ストレス緩和を表示
プロントのGABAX(ギャバックス)

2015年9月4日

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 機能性表示食品制度はスタートから約5カ月が経過した。8月28日現在で届出完了商品が77商品(取り下げ1商品含む)と、届出書類の処理スピードが当初の予想よりもはるかに遅い状況といえる。

 そんな中、プロントのGABAX(ギャバックス)が8月20日に届出完了として公表された(届出確定日は7月10日)。「本品にはGABAが含まれています。GABAには事務的作業に伴う一時的な精神的ストレスを緩和する機能があることが報告されています。」という機能性表示となった。この「ストレスを緩和」という表現は今回の制度でも一つの目玉である。

 機能性表示食品制度の参考とされたアメリカのDSHEA法(Dietary Supplement Health and Education Act)でも当然、医薬品的な表現は禁止とされており、diagnose 、prevent、treat、cure、mitigateが具体的な禁止用語として挙げられている。このうちのmitigateが緩和・軽減にあたる。

 「診断」「予防」「治療」等の表現はもちろん今回の制度でも使用はNG。しかし、2015年1月14日に消費者庁から規制改革会議に提出されたガイドライン案の骨子の中ではNGワードとして組み込まれていたこの「緩和」という言葉に関して、その後、消費者庁は「緩和」に関しては必ずしもNGとは言えないと、それこそ解釈をゆるめた。この時、一緒にNGワードから外れたのが「回復」。これによって機能性表示の幅が大きく広がったことは間違いない。

 もう一つ、「ストレス」という言葉がストレートに使えるのかといった不安が市場にはあった。これまでの届出完了の表現でも「緊張感の軽減」「疲労の緩和」「疲労の軽減」などといった表現は受理されているが、ストレスという直接的な表現はまだなかった。一時的な精神的ストレスという限定表現がついているにせよ、ストレスという言葉が直接使える事が確認できた事も大きい。

 ただし、ストレスや疲労の測定マーカーの問題、さらには慢性的なストレスや疲労は病気として扱うといった認識があるため、この分野での機能性表示は決して低いハードルではない。今後、関係各企業がどういった手法で精神的健康に訴求して来るのかは非常に興味があるところである。

(寄稿:フリージャーナリスト/継田治生)

白澤 淳子=日経ヘルス

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