• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

果実初の機能性へ期待の星「みっかびみかん」
βクリプトキサンチンの含有量を糖度で保証へ

2015年9月4日

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 8月24日~25日、果樹研究所主催の「平成27年度常緑果樹研究会」が静岡市で開催された。この中で果樹研究所の杉浦実氏が“みっかびみかん”(事業者はJAみっかび)の機能性表示食品制度への届出の方向について公に言及した。機能性関与成分として届出するとみられる温州みかんのβクリプトキサンチンについて、糖度との相関で保証するというデータなどが明かされた。

 現在予定されている機能性表示は、骨の健康維持に関するもの。現在想定される範囲でいうと、出荷時の段ボールに「骨の健康に役立つβクリプトキサンチン含有」と記載する方向だという。
 また、産地や収穫時期で変わってくる機能性関与成分「βクリプトキサンチン」の含有量をどう保障するかといった問題があるが、果樹研究所ではβクリプトキサンチンと糖度との相関関係でのデータを取得済み。つまり出荷時に糖度を計れば一定量のβクリプトキサンチンの含有を保証することが出来るという。しかも10度以上の糖度で機能性表示に必要な含有量が保障されるため、ほとんどのみかんがその基準をクリアーできる時期もあるとする。摂取目安量は1日4個程度だが、これはシーズン中(11月~4月頃)だけの摂取で効果があることが疫学的に証明されている。さらに、βクリプトキサンチンについては、血管や血糖へのデータもあり、今後、さらなる機能の拡大も検討中とのこと。

 機能性表示に関しては、先の段ボールの記載のほかに、小分けの袋も全てJAみっかびが用意し、最終販売者とは厳格な販売契約を交わす予定とのこと。JAみっかびの後藤善一理事長によると、「今回の機能性表示食品制度上、リテールで何か問題があった場合でも届出業者が全ての責任を取ることになっている為、販売に関しては特に注意を払っている」という。

 なお、全国各地で生産されている温州みかんについても、機能性関与成分であるβクリプトキサンチンに関しては「平成26年度農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」の研究レビューをそのまま使うことが出来る。全国の他の温州ミカン生産事業者も条件さえクリアーできれば、機能性表示を届出ことは可能というわけだ。実際、静岡県下7つの農協でも、今後同じように温州ミカンでの機能性表示食品の届出を予定している。8月20日の消費者庁、坂東長官の記者会見でも「農産物の機能性表示食品への届出が間もなく受理になると思う」との見解が示されており、温州ミカンの機能性表示食品届出受理の報告が待ち遠しい状況だ。

(寄稿:フリージャーナリスト/継田治生)

白澤 淳子=日経ヘルス

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

この記事は役に立ちましたか?
働く女性のための「日経ウーマンオンライン」最新記事のお知らせを好きな方法で受け取れます。

  • メールアイコン

    11万2千人

    無料メルマガを購読する

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
ヘルス&ビューティ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ