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農産物の機能性表示もスタートへ
JAかごしま茶業の緑茶ティーバッグ
「べにふうき」が目や鼻の不快感を軽減

2015年8月6日

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 7月31日、消費者庁が、JAかごしま茶業の「べにふうき」(緑茶ティーバッグ)について機能性表示食品の届出完了を公表した。農産物関連品の機能性表示食品の口火を切った形だ。

 「べにふうき」の機能性表示は「本品にはメチル化カテキン(エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート)が含まれます。メチル化カテキンは、ハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感を軽減することが報告されています」となる。

 研究レビューで機能性を確認しており、根拠論文は最終的に4本を採用。通年制アレルギー性鼻炎を有する者を対象とした論文が2本、季節性アレルギー性鼻炎を有するものを対象としたものが2本だった。

 実は、このべにふうきの「メチル化カテキン」は、温州ミカンの「βクリプトキサンチン」とともに機能性表示制度の検討が具体的に始まった段階から、大本命とされていた。「食品の新たな機能性表示制度に関する検討会」の中で、委員の一人であった、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所の大谷敏郎所長が農産物由来の生鮮食品や加工品の具体的な素材として、べにふうきの「メチル化カテキン」と温州ミカンの「βクリプトキサンチン」とともにあげていたからだ。
 この時点では表示案として「本品はメチル化カテキンを含んでいるため、花粉が気になる方の目や鼻の調子を整えます」としていたが、花粉という言葉が花粉症を連想させるという事、また花粉の時期だけでなくマーケティング的に通念を通して訴求したい(JAかごしま茶葉 酒瀬川専務談)という意図もあり、上記の表現に落ち着いた。
 

 さらに注目は、平成26年度農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業において、(公財)日本健康・栄養食品業界が取りまとめた「農産物の有する機能性やその関与成分に関する知見の収集・評価」における「べにふうき」の研究レビュー結果をそのまま引用したということ。

 今回の制度では、科学的根拠で使われた素材(商品)と対象商品の同等性が認められれば、他が行った研究レビューでもそのまま引用することができる。一企業が独自に行ったり、今回の制度で既に届出完了となり公表された研究レビューを参考にすることも可能。ここは先行者利益の面で今後に課題を残す形となっている。

(寄稿:フリージャーナリスト/継田治生)

白澤 淳子=日経ヘルス

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