• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

機能性表示食品「メディスキン」への
フーコムからの疑義情報に
東洋新薬が自社見解を表明

2015年8月6日

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 東洋新薬が、機能性表示食品として届出番号を取得した「メディスキン」(4月16日届出)に対して、6月19日に一般社団法人フーコムが消費者庁に疑義情報を提出していた。これに対して、東洋新薬が「事実と異なる申立てにより、営業上の不利益を被っているため、直ちに消費者庁に対する申し入れを撤回し、ホームページを初めとする当該申入れを掲載した各種媒体からの当該申入れの削除を要請するとともに、貴法人から当社への謝罪を求める」との文章を6月26日にフーコムへ送付、さらにフーコムからの回答と自社見解を7月9日に自社ホームページに掲載した。今回の制度で、疑義情報に対して公式に反論を表明した初めてのケースとなった。

 今回の争点はいくつかあるが、機能性関与成分の同一性を研究レビューで、どこまで厳密に見るかという点が一つのポイントだ。

 機能性関与成分グルコシルセラミドに関してフーコムが「異なる作物由来のグルコシルセラミドを『植物由来』で一括りにし、システマティックレビューを行うのであれば、各作物のグルコシルセラミドが同一であることの根拠が示されなければならないが、届出書類ではなにも言及されていない」と指摘した。ガイドラインでは「機能性関与成分に関する研究レビューを行う場合、当該研究レビューに係る成分と最終製品の成分の同等性について考察されていることが前提となる」と書かれており、同一性は求められていないともいえる。

 これは事前の検討会でも争点になったところ。しかし、同一性について「なにも言及されていない」という部分に関しては、東洋新薬側が「言及した」と反論した一方、説明が足らなかった部分もあると認めたうえで、追加の情報及び考察を消費者庁へ提出したという。ある意味痛み分けの様相を呈している。

 機能性表示食品制度では、届出に対して疑義情報提供や意見表明ができる。そこが今回の制度の大きな目玉であり、消費者保護や制度の適正な運用に重要な役割を担う。

 しかし、一方で疑義の内容によっては逆に混乱を招くこともある。さらに、今回のケースとはまったく別だが、明らかな悪意に基づいて疑義情報などを出した場合の法的な整理もまだはっきりしていない。今後の検討課題の重要項目であろう。

(寄稿:フリージャーナリスト/継田治生)

白澤 淳子=日経ヘルス

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

この記事は役に立ちましたか?
働く女性のための「日経ウーマンオンライン」最新記事のお知らせを好きな方法で受け取れます。

  • メールアイコン

    11万2千人

    無料メルマガを購読する

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
ヘルス&ビューティ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 12月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 12月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ