• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

紫外線防御効果が水・汗に触れると20%高まる
資生堂、新たな日焼け止め技術を開発

2014年12月4日

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 資生堂は、日焼け止めに向けた新技術「WetForce」について、11月7日に発表した。日焼け止めは水・汗に触れると紫外線防御効果が落ちるのが一般的で、同社によれば耐水性をうたう製品でも、ある程度落ちるものが多いという。今回のWetForce技術は、水・汗に触れても効果が落ちないのではなく、水・汗に触れるとむしろ効果が20%高まる。

 今回の技術の肝は、新たに開発した「イオニックミネラルセンサー」という物質。構成など詳細は明らかにしていないが、水・汗に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの無機物と結合して、撥水性の高い均一な膜を形成する特徴を持つ。水・汗に触れなくても紫外線防御効果を発揮するが、水・汗に触れた方がイオニックミネラルセンサーによる撥水性の高い膜に紫外線防御成分が守られ、さらに日焼け止め塗布膜全体としても凹凸が少なくなり厚さが均一になるので、紫外線が透過しにくくなり、防御効果が高まる。

 日焼け止めは、ウォータープルーフをうたう製品であっても、一般に2~3時間おきに塗り直すことが推奨されている。これは(1)紫外線による紫外線防御成分の劣化、(2)水・汗に対する弱さ、(3)物理的なこすれに対する弱さ、という三つの面で課題があり、日焼け止めの膜を長時間維持できないため。資生堂では紫外線劣化の少ない紫外線防御成分を使った「光スタミナ技術」により(1)の対策をとっている。(2)については、酸化チタンや酸化亜鉛といった撥水性の高い紫外線防御剤を用いるという方法がある。ただし、撥水性の高い成分を使っても、膜が弱く構造を保てないと水・汗と一緒に流れてしまうという課題があった。今回の技術はこの点を改善した。(3)については今回の技術でも対応できているわけではない。そのため、「塗り直し不要」といえるわけではないが、従来品に比べれば水・汗に触れる機会に“塗り直しを忘れても安心”というわけだ。

 同技術を使った製品は2015年の日焼け止め新製品として実用化される予定で、2015年2~3月に発売されると見られる。乳液タイプやクリームタイプの日焼け止めに応用される予定。ちなみに、ジェルタイプだと、日焼け止め自体の親水性が高く水に分散してしまうため、「イオニックミネラルセンサー」を配合しても膜ができないという。

(日経ヘルス、宇野麻由子)

白澤 淳子=日経ヘルス

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

この記事は役に立ちましたか?
働く女性のための「日経ウーマンオンライン」最新記事のお知らせを好きな方法で受け取れます。

  • メールアイコン

    11万2千人

    無料メルマガを購読する

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
ヘルス&ビューティ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ