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ブロッコリーに含まれる機能性成分スルフォラファンが
米国の研究で、自閉症スペクトラム障害の症状改善に効果

2014年11月6日

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 ブロッコリーなど、アブラナ科の植物に含まれる硫黄化合物、スルフォラファンに、自閉症スペクトラム障害(ASD:Autism spectrum disorder)の症状を改善する作用があることが、米国ジョンズ・ホプキンス大学とマサチューセッツ総合病院の研究によって確認され、米国科学アカデミーの機関誌「PNAS」に発表された。

 ASDは、コミュニケーション障害と常動性が特徴の発達障害のひとつ。今年の3月に米国の疾病対策センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)が発表した報告によると、2010年当時に同国内11カ所で8歳児36万3749人(全米の同世代児童の約9%)を対象に行われた調査結果では、68人にひとりがASDと、前回調査より増加しており、特に男の子の有病率が高かったという。

 今回の研究では、13歳~27歳の男性ASD患者44人を、2群に分け、一方にブロッコリースプラウト由来のスルフォラファンを、もう一方には偽サプリを、18週間毎日のんでもらい、4週目、10週目、18週目および、のむのをやめた4週後にそれぞれ3種類の行動測定法を用いて変化を測定した。その結果、スルフォラファンをとっていた群では、摂取期間中は異常行動チェックリスト(ABC)と、 対人応答性尺度(SRS)において平均スコアが低下し、行動の改善がみられたほか、臨床全般印象-改善度(CGI-I)では、社会的相互関係、異常行動および言語コミュニケーションにおいて改善が見られたが、摂取を中止すると、全ての検査でのむ前に近い状態に戻ってしまった。

 ASDには、酸化ストレスや、ミトコンドリアの機能低下などによる体内での抗酸化能の低下、神経炎症などが関与するとされる。一方、スルフォラファンには体内の抗酸化作用を向上させ、炎症を抑制する作用があることから、これらの作用がASD症状の改善につながったのではないかと考えられている。

(日経ヘルス、堀田恵美)

白澤 淳子=日経ヘルス

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