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花王、炭酸入浴剤を使った炭酸入浴を継続すると
血管反応性が向上し、血管が柔らかくなると発表

2014年9月5日

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 花王は8月27日に行ったプレス向けセミナーで、炭酸ガスを発生させる入浴剤を使った「炭酸入浴」が血管に及ぼす影響について、「血管・神経にアプローチする炭酸入浴の力」と題してパーソナルヘルスケア研究所の工藤道誠室長、堀天明主任研究員が発表した。炭酸入浴を続けると、冷えて収縮した血管の戻りが早くなり、血管が柔らかくなるという。

 加齢に伴って、血管が拡張・収縮する度合いや速度は低下する(=血管反応性の低下)。その結果、体が冷えたときに血流量が元に戻るのに時間がかかるようになる。花王が愛知医科大学と行った共同研究では、30~40代の男性6人を対象に、40℃のお湯に10分全身でつかる炭酸入浴を1回行ったときと、2週間続けた後での血管反応性を比較した。冷水に1分間足先を浸した後の皮膚血流量の回復で比べたところ、1回の炭酸入浴後では10分たっても元の血流の約半分までにしか戻らなかったのに対して、2週間の炭酸入浴では5分で元の血流量に戻り、継続的な炭酸入浴が血管反応性を向上させる結果となった。

 別の実験では、加齢により硬くなる血管に炭酸入浴が及ぼす影響について調べた。日本赤十字北海道看護大学との共同研究では、60~70代の男女7人を対象に、40℃のお湯に10分全身でつかる炭酸入浴を4週間継続してもらった。上腕動脈から足首までの脈波の伝達速度(baPWV)で測定したところ、実験開始時に比較して2週間後、さらに4週間後と、baPWVは有意に下がった。baPWVは数値が低いほど血管が柔らかい傾向にあるため、継続的な炭酸入浴が血管を柔らかくさせることを示す結果となった。「炭酸入浴により血管機能が改善したのは、炭酸入浴で自律神経の働き(総自律神経活動指標)が高まったことが関係していると考えている」(工藤室長)。

 なお、炭酸入浴では炭酸ガス濃度が上がるに従い血管拡張作用は高まる。また、同社は炭酸ガスを発生させる入浴剤に炭酸ガスの浸透を促進させる油剤(エステル油)を組み合わせると皮膚血流量が上がることを確認している。上記の実験においては、愛知医科大学との共同研究では120ppmの炭酸ガスと油剤の組合せを、日本赤十字北海道看護大学との研究では140ppmの炭酸ガスと油剤の組合せを使用したという。

(日経ヘルス、羽田 光)

白澤 淳子=日経ヘルス

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