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日清ファルマ、男性更年期障害を緩和する
タマネギアリイン配合のサプリメントを発売

2014年6月6日

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 日清製粉グループで健康食品や医薬品の製造・販売を手がける日清ファルマ(東京都千代田区)は、男性更年期障害の緩和作用を有するタマネギアリインを濃縮配合した栄養補助食品「T-アリイン」を4月22日に発売した。日本人の潜在患者数600万人、9人に1が発症しているといわれる男性更年期障害を緩和する食品として、新たな市場を開拓する構えだ。

 男性更年期障害は、テストステロンというホルモンが減少することで生じる性欲や集中力の低下、睡眠障害などを指す。最近では、うつ症状やメタボリックシンドロームの誘発などにもつながると考えられている。テストステロンの多くは、コレステロールを材料に精巣で作られるが、加齢やストレスにより精巣でテストステロンを作る細胞の力が低下すると、体内にコレステロールが十分あってもテストステロンの不足につながってしまう。

 古来、タマネギやニンニク、ギョウジャニンニクなどのネギ属が精力減退に効果があるということは知られていたが、2006年、東海大学の研究で、ネギ属に多く含まれる含硫アミノ酸(アリイン)のうち、タマネギに多く含まれるイソアリイン、シクロアリイン、メチインに、テストステロンの低下抑制作用があることが確認された。

 そこで、同社はタマネギアリインの作用メカニズムについて、静岡県立大学医学部と共同研究を開始。老化促進マウスにタマネギアリインを含むタマネギエキスを摂取させると、精巣でのテストステロンの分泌が若いマウスと同等のレベルまで改善し、老化に伴い減少する性行動が増加することや、タマネギエキス投与群の生存率が高まることを確認。日本薬学会(第134年会、3月27~30日、熊本)、日本農芸化学会(2014年度大会、3月27~30日、東京)、第14回日本抗加齢医学会総会(6月6~8日、大阪)で発表した。

 同社第一営業部で商品を担当する岡村純氏は、「タマネギアリインが直接テストステロンや精巣に作用するのではなさそうだが、精巣細胞でテストステロンを産生する力を回復するといえそうだ」と話す。「効果が期待できる量はタマネギ1/2個程度に含まれるアリイン。だが、タマネギを切ると分解酵素が働きアリインはすぐ分解されてしまう」(岡村氏)。そこで、同社はアリインを豊富に含む品種の選定と、タマネギを丸ごと加熱してアリイン分解酵素を壊してから精製することで、アリインを高濃度に含むタマネギエキスを開発。今回の商品化につながった。

 「T-アリイン」は1日目安量3粒にアリイン類30mgのほか亜鉛、セレン、ビタミンB群を配合。90粒入り、6000円(税別)。同社の通信販売公式ウェブサイト「ウィグライ」(http://www.wgh-shop.jp/t-alliin/)で販売する。

(日経ヘルス、堀田恵美)

白澤 淳子=日経ヘルス

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