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ライオン、清酒酵母に睡眠の質を高める効果があることを発見

2014年6月6日

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 ライオンは、「清酒酵母」にいわゆる"睡眠の質"を高める効果があることを発見し、5月13日発表した。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の裏出良博教授との共同研究。

 質の良い睡眠、つまり眼球運動がなく、脳の休息となる深いノンレム睡眠になる際には、脳内の視床下部にある睡眠中枢で、情報伝達物質のアデノシンがアデノシンA2A受容体にくっつき、受容体を活性化するとされる。

 今回の研究では、細胞を使い、約80種の食品素材についてこのアデノシンA2A受容体を活性化する能力を調べた。その結果、日本酒の製造に使う清酒酵母にアデノシンA2A受容体を活性化する高い能力があることを発見した。

 さらに、12人の成人を対象としたヒト試験で、清酒酵母を1日1500mg(1.5g)、4日間摂取してもらい、脳波などを調べたところ、質の良い睡眠時に発するデルタ波と呼ばれる脳波が強くなり、質の高い睡眠をとれることが分かった。さらに、成長ホルモンの分泌も増えており、深い睡眠がとれた結果と考えられる。被験者に対するアンケートでは、起床時の眠気や疲労が改善。一方で、睡眠時間は若干短くなっており、質が高まることで多少睡眠時間が減っている可能性があるという。

 清酒酵母の成分のうち、アデノシンA2A受容体の活性に関係するのは、「S-アデノシルメチオニン」というアデノシンの類似物質と推測されている。清酒酵母は酒粕やワサビ漬け、甘酒などにも含まれているが、今回の実験の条件である「1日1500mgの清酒酵母」は一般的な食事で摂取するのは難しい量。同社では今後、清酒酵母を原料とする睡眠改善向けのサプリメントの開発を予定している。現在は、S-アデノシルメチオニンの量と睡眠の質を高める効果の関係を引き続き研究しており、S-アデノシルメチオニン含有量の多い清酒酵母についても探索を進めるという。

(日経ヘルス、宇野麻由子)

白澤 淳子=日経ヘルス

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