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肌の免疫力を高めて、加齢にアプローチ
βグルカンを含む複合成分を資生堂が開発

2014年4月4日

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 資生堂は、肌の免疫力を司る「ランゲルハンス細胞」に働きかけて、加齢などにより衰えた免疫機能を回復させる複合成分を開発したと、3月19日に発表した。従来より細胞の免疫力を高めるとされていた多糖類のβグルカンに、ブルガリアローズウォーターと同社独自の保湿成分「アクアインプール」を加えることで、免疫機能を回復させる効果が高まったという。この研究成果を生かした商品は、今年秋に美容液として発売する予定。

 肌の免疫力とは、外界の異物や刺激から肌を守るはたらきのこと。例えば、肌に紫外線や、こするなどの機械的な刺激といった外部刺激が加わると、表皮角化細胞が刺激応答因子を出す。その刺激応答因子を表皮角化細胞が受けとると、細胞が興奮状態になって炎症が起きる。この炎症が慢性化・重篤化すると、かさつきやシミ、シワといった肌トラブルになり、肌の加齢促進へとつながる。

 この刺激応答因子を分解する酵素(CD39、沈静化酵素)を持つのが、ランゲルハンス細胞。ランゲルハンス細胞は、異物侵入時にほかの細胞に防御・排出するよう指令を出す役割に加えて、沈静化酵素で表面を覆い、炎症を防御・沈静化する役割を果たす。同社では、26~30歳の若年層10人、49~59歳のマチュア層12人の表皮細胞を採取して調べ、マチュア層ではランゲルハンス細胞の数は減り、表面を覆う沈静化酵素も減って、沈静化酵素の量が若年層の約6割になることを明らかにした。つまり、年をとるほど、沈静化酵素が少なくなって刺激応答因子が消去されず、炎症が慢性化・重篤化しやすくなる。

 今回開発した成分を、ストレスホルモンを与えて沈静化酵素を減少させたランゲルハンス細胞に与えると、βグルカンのみを与える場合に比べて沈静化酵素の量が増加することが分かった。

 また、ヒト試験で複合成分を美容液として使用したところ、沈静化酵素が30%以上増加した。特に、沈静化酵素の減少するマチュア層では、若年層並みに沈静化酵素量が回復した。

 今回の成果は、米国研究皮膚科学会で2014年5月に発表する予定。

(日経ヘルス、宇野麻由子)

白澤 淳子=日経ヘルス

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