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ヤクルト、乳酸菌「L.カゼイ.シロタ株」の継続摂取で
乳がんの発症リスクが35%低くなることを疫学研究で確認

2013年8月2日

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 ヤクルト(東京都港区)は、同社保有の乳酸菌「ラクトバチルス カゼイ シロタ株(L.カゼイ・シロタ株)」を習慣的に取り入れてきた人は、そうでない人に比べて、乳がん発症リスクが35%低くなることを発表した。さらに、大豆イソフラボンの摂取が相乗効果を示すことも明らかにした。この研究は、公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンターのがん臨床研究支援事業の一環として実施された、研究者主導・疫学研究「乳酸菌摂取と乳がんの関連を検討するケース・コントロール研究」(研究代表者:京都大学医学部付属病院乳腺外科の戸井雅和教授、統計解析責任者:東京大学大学院医学系研究科健康科学看護学専攻の大橋靖雄教授)の結果。同社は、このがん臨床研究支援事業に賛同し、協力してきたという。

 L.カゼイ・シロタ株はこれまでの研究で膀胱(ぼうこう)がんの再発抑制や、大腸がんの発症リスクを軽減することが確認されている。今回は乳がんに関する効果を確認するため、初期乳がん患者と非罹患者の過去の生活習慣を調べる症例対照研究を実施した。
 
 国内14の病院から選定した40~55歳の女性の初期乳がん患者306人と、年齢・居住地域が似ている乳がん非罹患者662人に、過去のL.カゼイ・シロタ株および大豆イソフラボンを含む飲食物の摂取状況を面接調査で聞き取った。

 その結果、L.カゼイ・シロタ株の摂取頻度が週に4回以上の群では、週4回未満の群に比べて乳がん発症のリスクが35%低くなった。また、大豆イソフラボンの摂取量によって4群に分けて比較したところ、大豆イソフラボンの摂取量が多くなるにしたがって乳がん発症率は有意に低下したという。

 さらに、L.カゼイ・シロタ株の摂取頻度が「週に4回未満」かつ「大豆イソフラボン摂取量が一番少ない群」に比べ、摂取頻度が「週に4回以上」かつ「大豆イソフラボン摂取量が最も多い群」の乳がん発症リスクは64%低くなった。大豆イソフラボンとシロタ株乳酸菌を併用すれば、より効果が上がることが示唆された。

 この研究結果は、「Current Nutrition and Food Science」誌に掲載された。

(日経ヘルス 羽田 光)

白澤 淳子=日経ヘルス

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