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雪印メグミルク、ガセリ菌SP株による
“線虫”の寿命延長効果を確認

2013年6月27日

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 雪印メグミルクは、同社が保有する乳酸菌、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)を線虫に摂取させると、寿命が延長し、さらにそれには酸化ストレス耐性に関する遺伝子の発現が関わっている可能性があることを、第36回日本基礎老化学会(6月4日~6日、大阪市)で発表した。同社ミルクサイエンス研究所と、北海道大学遺伝子病制御研究所の宮崎忠昭特任教授との共同研究。

 ガセリ菌SP株は、同社が製造・販売するヨーグルト「ナチュレ恵megumi」シリーズに配合されている、日本人の腸から発見されたヒト由来の乳酸菌。これまでのヒトを対象とした研究で、ガセリ菌SP株配合のヨーグルトを食べることで、整腸作用、内臓脂肪低減作用などがあることがわかっている。

 寿命延長効果については、すでにマウスの実験で確認されているが、今回の研究は、ヒトの遺伝子と配列や数がほぼ同じ(相同性のある)「線虫」を用いて実施した。線虫の寿命は、およそ3週間程度といわれる。

 結果、ガセリ菌SP株を含むエサを与えた線虫の平均生存日数が20.63日であったのに対して、ガセリ菌SP株を含まないエサを与えた線虫は16.99日で、平均生存日数が29%延長したことがわかった。

 さらに、この寿命延長効果に関してどのような遺伝子が関わっているかを調べたところ、ガセリ菌SP株を与えた線虫では、「ストレス耐性を高める遺伝子群の発現を制御する遺伝子(skn-1)や、酸化ストレスの原因となる活性酸素を処理する遺伝子(sod-1)の発現量が増加していた。また、細胞死を誘導するアポトーシス誘導遺伝子(ced-3)の発現が顕著に抑制されていた。これらのことから、ガセリ菌はストレス耐性を高めたり、細胞死を抑制する可能性が考えられる」と、北海道大学遺伝子病制御研究所の宮崎特任教授は話す。今後は、寿命延長効果とそのメカニズムについてさらなる検討を行っていく。

(日経ヘルス、西山裕子)

白澤 淳子=日経ヘルス

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