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グリコ乳業、ビフィズス菌GCL2505株による
腸内の酪酸・プロピオン酸増加作用を確認

2013年6月5日

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 グリコ乳業(東京都昭島市)は、第67回日本栄養・食糧学会大会(5月24~26日、名古屋大学)で、同社が保有するビフィズス菌GCL2505株の摂取が、一般的なビフィズス菌に比べ腸内のビフィズス菌を増やし、その結果、腸内の酪酸、プロピオン酸が増えることを発表した。
 
 ビフィズス菌GCL2505株は、同社が製造・販売するヨーグルト「朝食プロバイオティクスヨーグルト」シリーズに配合されているヒト由来のビフィズス菌。これまでの研究で、GCL2505株入りのヨーグルトを食べると、腸の中で20~30倍の数に増えることがわかっている。

 今回、発表した研究は二つ。一つ目は藤女子大学人間生活学部食物栄養学科の池田隆幸教授との共同研究で、健常成人53人を対象に、GCL2505株と一般的なビフィズス菌(GCL2080株)をとった場合の腸内の総ビフィズス菌数の変化を比較した。その結果、一般的なビフィズス菌に比べ、腸内の総ビフィズス菌を増やす効果が2倍以上あることが確認された。

 二つ目は、京都府立大学大学院生命環境科学研究科長の牛田一成教授との共同研究。動物試験でGCL2505株と一般的なビフィズス菌(JCM1217株)を2週間摂取させ、腸内の変化を調べた。その結果、一般的なビフィズス菌に比べ、腸内の酢酸、酪酸、プロピオン酸が増加することがわかった。また、腸管粘液の分泌増加も確認された。

 牛田教授は、「ビフィズス菌は、代謝により乳酸と酢酸を作るが、GCL2505株をとると、ほかに酪酸やプロピオン酸菌などの有機酸も増えることがわかった。これらの有機酸は大腸粘膜から即座に吸収され、体のエネルギーになるほか、腸の中で殺菌作用を発揮する」と説明する。牛田教授によると、酪酸にはがん細胞のアポトーシスを促すという研究報告が、プロピオン酸には脂肪燃焼に関する研究報告があるという。

 牛田教授は、「腸内のビフィズス菌は強度のストレスなどで減ることが分かっている。ビフィズス菌が減ると、腸管粘液の分泌が低下して病原菌の悪影響を受けやすくなったり、免疫力が低下することも。今回の研究で、GCL2505株が腸内ビフィズス菌を増やすだけでなく、大腸バリア機能を高める効果なども期待できることがわかった。今後さらなる研究に期待したい」と話す。

(日経ヘルス、堀田恵美) 
 

白澤 淳子=日経ヘルス

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