• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

味の素、アラニン・プロリンなどを独自配合した糖質混合物に
持久力を向上させる可能性

2012年12月5日

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 味の素は11月8日、アミノ酸などを独自配合した「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」を運動時に摂取すると、血糖値と肝グリコーゲンが維持され、持久力の向上が期待できることを報告した。  
  
 アラニンやプロリンはそれぞれ非必須アミノ酸で、糖原性アミノ酸として、グルコース産生に関与する。同社はこれらのアミノ酸を糖質と一緒に摂取すると、肝臓中のグリコーゲンが増加し、運動中の血糖値低下が抑制されて持久運動能力が向上するのではないかと考えた。

 研究では、アラニンとプロリンを9対1の割合で配合した「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」を摂取させたマウス(摂取群)と、糖だけを摂取したマウス(非摂取群)に長時間運動をさせる試験を実施。運動開始後100分以降の血糖値を比較したところ、摂取群では、非摂取群と比較して有意に血糖値の低下が抑制されていた。また、摂取群では、運動開始後60分以降の肝グリコーゲン量が、非摂取群に比べ高い数値を維持していた。また、別の試験で、1時間走行した後、速度を上げたところ、摂取群の方が、走行距離と走行時間が明らかに延長していた。

 さらに、日本サッカー協会(JFA)との共同研究で、大学のサッカー部員20人を対象に、アミノ酸5gと糖180kcalを含む「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」130gを摂取した場合と、「糖19kcalを含むプラセボ食品」130gを摂取した場合の二重盲検クロスオーバー比較試験を実施。

 サッカーゲーム形式の運動負荷をかけた後にスピード持久力の評価法であるYo-Yoテストを行い、走行距離総数を比較したところ、両ケース間にゲーム中の走行距離に差がなかったにもかかわらず、「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」を摂取していた場合では、疲労により運動の継続が困難になるまでの走行距離が110m長くなった。アンケートにおいても「疲労感がやや軽減した」と回答した被験者が多かったという。

 日本サッカー協会スポーツ医学委員長で、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の福林徹氏は、「サッカーやマラソンなど長時間に渡って行うスポーツで、終盤のスタミナ切れを防ぐためにはいかに筋肉のグリコーゲンをキープするかが大事。アラニン・プロリン高配合糖質混合物は、持久運動において有用なエネルギー補給の可能性がある」と話す。

 同社は、このアラニン・プロリン高配合糖質混合物を2012年2月に発売したゼリー状エネルギー補給食品「アミノバイタル パーフェクト エネルギー」に配合している。

(日経ヘルス、堀田恵美)

2012.12.6 早稲田大学の福林徹氏の漢字に誤りがあったため、修正しました。

白澤淳子(ヘルス)

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

この記事は役に立ちましたか?
働く女性のための「日経ウーマンオンライン」最新記事のお知らせを好きな方法で受け取れます。

  • メールアイコン

    11万2千人

    無料メルマガを購読する

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
ヘルス&ビューティ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ