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キリンホールディングス、「プラズマ乳酸菌」に
インフルエンザウイルス感染予防作用を確認
小岩井乳業からプラズマ乳酸菌入りの飲料を発売

2012年11月5日

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 キリンホールディングスは、ラクトコッカス・ラクティスJCM5805株(プラズマ乳酸菌)にインフルエンザウイルス感染予防作用があることを確認し、11月13日開催の第60回日本ウイルス学会学術集会で発表する。

 同社は、昨年、グループ企業である小岩井乳業との共同研究で、プラズマ乳酸菌の摂取がプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)という免疫細胞を活性化させ、抗ウイルス作用の強いI型インターフェロンのIFN-α産生量を高めることをマウスの試験で確認、発表している。

 本来、pDCはウイルス感染により活性化し、抗ウイルス作用を発揮するが、細菌でpDCを活性化するものはほとんど知られていない。「従来の乳酸菌や、キノコ、メカブに含まれる多糖類で確認されている免疫作用は、侵入した異物を排除する“自然免疫”を強化するもので、pDCには関与しない。そこで、pDCを活性化させる乳酸菌がないかと研究を始めた」と、同社技術戦略部フロンティア技術研究所の藤原大介主任研究員は説明する。その研究の中で見つけたpDCを活性化させる菌の中から「最強株」として理化学研究所が保有していたラクトコッカス・ラクティスJCM5805株を選び、プラズマ乳酸菌と名付けた。

 今回の試験では、マウスを、標準食を摂取する群と、1日1mgのプラズマ乳酸菌を餌に混ぜた群に分け2週間飼育し、両方に致死量のインフルエンザウイルスを経鼻感染させた。すると、標準食群では、10日以内に全てのマウスが死亡したのに対し、乳酸菌を混ぜた餌を食べていた群では約7割が生存し、脾臓内のpDCの活性化が確認された。感染初期の肺細胞の炎症が標準食マウスに比べ少なく、運動低下や不整呼吸などの症状もほとんど認められず、体重低下も抑えられていた。「pDCが活性化されたことで、ウイルス侵入後、素早く抗ウイルス作用を発揮したのでは」と藤原主任研究員は説明する。

 12月4日には、小岩井乳業からプラズマ乳酸菌入りの乳酸菌飲料「小岩井 カラダヘの贈りもの プラズマ乳酸菌のむヨーグルト」が発売される。125g入りで120円(税別)。まずは、東北・関東・甲信越・静岡での販売で、徐々に販売エリアを拡大していく予定だ。

(日経ヘルス、堀田恵美)

白澤淳子(ヘルス)

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