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タマネギエキスに血管内皮機能の改善効果
ハウス食品が広島大学との共同研究で確認

2012年7月30日

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 ハウス食品は、広島大学原爆放射線医科学研究所の東幸仁教授との共同研究で、タマネギエキスの継続摂取が、食後の血管内皮機能を改善する効果があることを確認した。7月19日~20日に福岡市で開催された第44回 日本動脈硬化学会総会・学術集会で発表した。

 血管内皮とは、血管の最も内側にある細胞層。血管拡張に重要な働きをする「一酸化窒素(NO)」の産生など、血管の健康状態に大きく関わっている。血管内皮の機能が低下すると、動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中などが発生しやすくなると考えられている。「血管内皮機能が低下する大きな要因のひとつが活性酸素。加齢や運動をはじめ、あらゆる生命活動が活性酸素を発生させるが、特に食後は、脂質や糖質などの代謝に伴い活性酸素が発生する」と東教授は説明する。

 そこで、同社はカレーに使う食材の研究からタマネギに着目。「タマネギに含まれるフラボノイドの一種、ケルセチンの高い抗酸化能に注目した」と同社ソマテックセンター 基礎研究部の中山秀樹研究員はいう。

 実験では、22人の健康な男性(平均年齢44歳)にケルセチン51mgを含むタマネギエキス粉末を1カ月間毎日摂取してもらい、摂取前と摂取後に、空腹時および食後で、血管内皮機能の指標となる血流依存性血管拡張反応(FMD)を測定した。食後のFMD測定には、食事の代用として麦芽糖75gを含むジュースをのんでもらった。 
 その結果、タマネギエキスを摂取する前に比べ、摂取後の食後FMD値が大きく改善していた。また、空腹時FMD値も改善傾向が見られた。

「これまでの研究で、タマネギエキスに血管内皮機能の改善を期待できるデータはあったが、ヒトでの効果の確認は今回が初めて」と中山研究員。「血管内皮機能の維持を考えれば活性酸素を極力発生させないのが一番だが、食事をとらないというわけにはいかない。食事で発生する活性酸素による血管内皮へのダメージを、その食事で抑えることができれば理想的」と語る。

 なお、同社は、6月15日に通信販売限定の健康補助食品「天然効果」シリーズから、生タマネギを50倍以上に濃縮したサプリメント「タマネギの力」を発売している。価格は、約120粒入り(30日分目安)が5000円、40粒入り(10日分目安)が2000円。

(日経ヘルス、堀田恵美)

白澤淳子(ヘルス)

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