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プロフィール
かんの・みほ
75年埼玉県生まれ。93年ドラマ『ツインズ教師』で女優デビュー。その後、ドラマ『働きマン』(日本テレビ系)『坂の上の雲』(NHK)『結婚しない』(フジテレビ系)や映画『大奥 右衛門佐・綱吉編』『奇跡のリンゴ』などに出演。12月20日公開のディズニー映画『ベイマックス』日本版では、主人公の少年の叔母・キャスの声を担当している  http://www.disney.co.jp/movie/baymax.html

 「今年は、ドラマや映画の撮影がなく、今までとは違った、ゆったりとした年でした。本を読んだり、旅に出かけたり…。仕事のスケジュールも、振り返ると『何をしていたのかな?』と思うのですが、気がつくといっぱいで、あっという間に過ぎた1年でした」。日経WOMANの表紙を飾った菅野美穂さんはそう答える。「昨年までは、仕事のスピードに合わせて自分が動いていたので、常に『何をしなければいけないのか』を考えていました。今年はそういうことは考えず、ちゃんと食事を作って、睡眠を取って…。忙しいときは“予約する”ことができなかったのですが、今年は予約してジムにも行きました。すごく普通の生活ですが、そういうことをできるのがありがたかったです」

 今年で37歳になった。女優として、第一線を走ってきた菅野さんに、スピードを緩めることへの不安はなかったのかと尋ねると、「全然なかった」と言う。「人生には、いろいろな時期があると思うんです。がむしゃらに頑張る時期も必要だし、少しゆっくりする時期も大切。今年はその『ゆっくりする時期』だったのかな、と思います。たくさんの方に求められるのはありがたいけれど、ただその“菅野美穂らしさ”に応えているだけではダメだと思うんです。私自身はその先を考えていかなければいけない。今はそのために、何かを蓄えている時期。次にどうしたらいいかはまだ分からないけれど、すごく楽しみに撮影に臨めそう。きっと、振り返ると大切な1年だったと感じると思います」

 事務所や周りのスタッフたちからは「ワーカホリック」だと思われていたという菅野さん。「私はずっと違うと言っていたのに、『いや、この子は仕事がないと不安になるタイプだろう』と言われていて。けれど、今年1年を通じて、周りの人も『あれ?菅ちゃん、ワーカホリックじゃないね』って分かってくれました(笑)」。ドラマの撮影がある時期は、1日3時間程度しか眠れない日々が続いたことも。「そういう時期は、夜、お風呂に入ってしまうと、髪を乾かす時間がロスになるので、帰ったらすぐ寝て、朝、お風呂に入って『どうせ現場で乾かすし…』と濡れたまま出かけていました。35歳くらいのときなんですけど、あまりにも疲れていてボーッとしていて、朝、髪を洗った時、トリートメントを流さないで出かけちゃったことがあるんです。車の中でマネジャーに『髪が乾かないんだよねー』って言っていたら、『なんかベタベタしてるよ』と言われて、あ!みたいな(笑)。そういう時期もあったけれど、年齢を重ねて、体力も、肌の状態も違ってくるし、なんとなく先延ばしにして考えないようにしていたことを、今年はリアリティーを持って考えました。その年齢、年齢で考えなきゃいけないことがあったんだな、年齢を重ねるってこういうことなんだな、って」

 けれども、そんな“30代後半”を、「失うものもあるけれど、どんどん自由になっていく」とポジティブに捉える。「図太くなりました、いい意味で。経験がなくて焦っていたことがたくさんあったけれど、そういうのを通り過ぎて『全然大丈夫だなー』と気がついた。自分の思い込みから解放されて、年々、どんどん自由になります。だから、20代の頃より今の方が楽しい」

 そんな菅野さんに2015年の目標を聞くと、「目標を立てない年にする」と答えた。「昨年も今年もでしたが、来年も、あえて目標は持たずに。目標を持つって、縦方向にまっすぐに行くことだと思うんです。でも、今は、縦でものを見るのでなく、横でものを見る時期なのかなーって。目標を持つのでなく、例えば、仕事のついでに東北方面に足を延ばしてみようとか、面白いメンバーでの集まりがあるからその食事会に参加してみようとか、映画を観たり、舞台を見たり…。そのときそのときにしかできないことを、きちんと味わいつくしたいです。それが私の中に蓄積されて、また新しい表現ができるんじゃないかな、と思っています」


写真/柴田文子
取材・文/岸本洋美

編集部からのお知らせ

  • <お詫びと訂正>日経WOMAN2018年10月号p.102の読者発!やってよかったおトク情報の記載に「ふるさと納税で保育料を安く」とありますが、実際にはふるさと納税をしても保育料は安くなりません。また、同号p.107の出産手当金に関する記述で、「75週以降の流産、死産も対象」とあるのは、正しくは「妊娠85日以降の流産、死産も対象」でした。お詫びして訂正いたします。

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