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プロフィール
かんの・みほ
77年生まれ。93年に女優デビュー。98年エランドール新人賞の大賞受賞、99年第7回橋田賞受賞。その後もテレビやCM、映画などで活躍、同年代の女性から圧倒的な支持を集める。現在、ドラマ『結婚しない』(フジテレビ系、木曜22時~)に出演中。最新作となる映画『大奥 ~永遠~ [右衛門佐・綱吉篇]』が、12月22日(土)から丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

 穏やかな光が差し込むスタジオに、菅野さんの明るい笑い声が響く。「ハワイに伝わる『ホ・オポノポノ』という言葉が好きなんです。こだわりを捨てて、みんなが穏やかに暮らすための考え方を意味する言葉らしくて。働いていると息を吸うばかりで、吐くことを忘れてしまうけど、この言葉は発音するときに息を吐くから、上手に体の力が抜けるんですよ」。

 30歳を過ぎてから、いい意味で力を抜けるようになったと話す菅野さん。けれど、演技に対してはあくまでストイック。一つ一つの役柄に真摯に向き合い、全力で演じるからこそ、菅野さんが演じる女性たちは私たちを魅了し続ける。

 最新作は、映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。男女逆転の世界で将軍となった女性、“綱吉”の役を演じる。従来男性が担ってきた政治という仕事と、世継ぎ出産という女性の仕事。相反する責任を一手に引き受けながら苦悩する役柄だ。劇中では、綱吉がプレッシャーの中、次第に自分を見失い、大奥に仕える男性たちを意のままに弄ぶ場面も。

 「『この気持ち、分かるなあ』と思う部分もあれば、『身勝手だなあ』と思う部分も(笑)。残酷に周囲を振り回すけれど、無邪気でどこか憎めない。多くの男の人が周りにいて、足りないものは何もないはずなのに、孤独を感じている…。相反する要素を持ったキャラクターなので、その場その場をきっちり演じていくことだけ考えました」

 女性として大きな哀しみを味わっても、男たちの前に立つために、いつもと変わらず化粧を施そうとする綱吉。尾野真千子さんが演じる御側用人の柳沢吉保が、その苦しみを受け止める場面は、女優同士の魂がぶつかり合う名シーンだ。

(C)2012男女逆転『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』製作委員会

 「尾野さんとは今回初めて共演させていただいたんですが、あのシーンは初日か2日目に撮影したんですよ。尾野さんは3日前まで『カーネーション』の撮影をしておられたそうですが、『クランクアップから3日あれば切り替えられます』とおっしゃって映画の撮影に入られたそうです。後から聞いて、すごい女優さんだな、と…。まるでフルマラソンが終わった後、ハーフマラソンをもう一回走るような感じだと思うんです。それでも引き受ける熱意を尊敬しました」

 一見突飛に思える男女逆転の世界だけれど、「綱吉の心情は現代女性にも通じるものがある」と菅野さん。「何不自由ない環境なのに満たされなくて、唯一拠り所になるのは犬だけ…。状況は違えど、自立して仕事をしている現代女性の中にも、もしかしたらそういう人が多いんじゃないかなって思いました。今に通じる部分を感じ取っていただけたらうれしいです」

写真/舞山秀一
文/久保田智美

編集部からのお知らせ

  • <お詫びと訂正>日経WOMAN2018年10月号p.102の読者発!やってよかったおトク情報の記載に「ふるさと納税で保育料を安く」とありますが、実際にはふるさと納税をしても保育料は安くなりません。また、同号p.107の出産手当金に関する記述で、「75週以降の流産、死産も対象」とあるのは、正しくは「妊娠85日以降の流産、死産も対象」でした。お詫びして訂正いたします。

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