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恋が冷める目安は、三日、三ヵ月、三年。運命の分かれ目は“指先”にもあった!?

2015年10月5日

小さな亀裂が大きな破綻に。「箸美人」のススメ

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 ことばをつくるプロ・ひきたよしあきさんによる「モヤモヤが晴れた空」連載。働く女性の身近に起こりがちな、モヤモヤと感じる出来事に“キャッチコピー”をつけることで新しい視点が得られ、私たちの心に明るい光を灯してくれます。今回は、あつ~い恋も一夜で冷める「生理的嫌悪」と「気品」についてのお話です。

◆   ◇   ◆   ◇   ◆

 どんなに熱く燃えた恋でも、ある年月を過ぎると冷める。その目安は昔から、三日、三ヵ月、三年と言われていた。

 これには科学的な根拠があって、この三日過ぎたあたりで人は「このままで同じ状況が続いて大丈夫なのか?」と本能的に感じるそうだ。飽きたり、否定的な感情を起すことによって、現状の安全を確認する。

 「三日坊主」は、けして悪いことではなく、同じことをやり続けることによって起きる身の危険を察知するためのものなのだ。

 恋が冷める。

 そのきっかけは、多くの場合、生理的なものだ。

 例えば、食事の仕方。
 それまでは、相手の顔と声にうっとりしていたところに、食べる音がクチャクチャと聞こえてくる。

 スープをズルズル飲む音。カチャカチャとフォークとナイフがあたる音。

 よく見れば、ボロボロとよくこぼす。魚の食べ方が汚い。恐ろしく偏食だ。一体、どんな風に育ってきたのだろう。

 こういうものに気づくのは、人間が備わった危険察知能力なのだ。いわゆる「生理的嫌悪」ってやつである。

 恋の破局を聞くと、この手の話が実に多い。

 人も羨む美男美女のカップルが、早々に離婚した。聞けばきっかけは、納豆のかき混ぜ方だったという。男性は、納豆パックがそのまま食卓に出され、それに醤油を入れてかき混ぜる妻に絶句した。男性の家では必ず小鉢で出てきたからだ。

 「お皿を洗う、こっちの気持ちも考えてよ」

 という奥さんの怒りもわからなくもない。多分、全く家事を手伝わない夫への気持ちがこめられている。

 最初の亀裂は小さくても、その後、ティッシュのように洗ったタオルをポイポイ使う夫に妻は切れた。こうしたお互いの生理的嫌悪が積み重なって、あっさりと別れてしまった。

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Profile
ひきたよしあき
ひきたよしあき
博報堂クリエイティブプロデューサー。早稲田大学卒業後、博報堂に入社。クリエイティブ局で、CMプランナー、クリエイティブ・ディレクターを経て現職。明治大学で教鞭をとるかたわら、朝日小学生新聞にコラムを連載。年間約1000本のコラムをfacebookに投稿し、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。著書に、「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ言葉の玩具箱」(京都書房)。facebook:www.facebook.com/yohikita
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