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9月・10月給与からの手取り額が減るかもしれない!?

2015年9月8日

じわりとアップする厚生年金保険の料率

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 こんにちは。「ワークルールとお金の話」の社会保険労務士 佐佐木由美子です。この秋から、場合によってはあなたの手取り額が少しだけ減ってしまう可能性があります。いったい、なぜでしょうか?

■じわりと2017年まで続くアップ

 この秋、給与総額がずっと変わらない方にとっては、わずかに手取りが下がってしまう可能性があります。なぜ下がってしまう場合があるのでしょうか?

 給与から天引きされるものは、おもに税金と社会保険料。つまり、これらの金額が引き上げられると、必然的に手取り額が下がってしまいます。

 それでは、何がアップするかというと・・・「厚生年金保険料」です。実は、2004年の法改正により、厚生年金保険の料率は毎年9月に0.354%ずつ引き上げられることになっているのです。それが、2017年まで続き、2017年9月分以降は、18.3%で固定されます。

(出典:厚生労働省サイトより抜粋)

 2015年8月分まで、厚生年金保険料率は17.474%(坑内員・船員を除く一般の被保険者)。これを労使折半するので、本人負担率は8.737%となります。

 それが2015年9月分(11月2日納付期限分)より17.828%、本人負担率は8.914%へとアップします

 具体例で見てみましょう。通勤手当や残業代なども含めた平均月額が30万円程度(標準報酬月額30万)の場合、8月分までは2万6211円だったところ、9月分より2万6742円へとアップします。

 その差わずか500円程度と大きくありませんが、給与が高くなるにつれ、差額も開いていきます。ただし、厚生年金保険の標準報酬月額には、上限があります(健康保険もあり)。

 1年ごとの改定はわずかですが、2004年8月当時から比べると、2015年では実に4.248%もアップしているのです。30万円の給与でみると、労使合わせて1万2744円上がっている計算になります。低金利で預貯金が増えないことを思うと、それなりのインパクトがあると言えるでしょう。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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