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休日に出勤したのに、休日手当がもらえないのはなぜ?

2015年9月1日

意外と知られていない、休日出勤の盲点

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 こんにちは。「ワークルールとお金の話」の社会保険労務士の佐佐木由美子です。仕事がお休みの日に、やむを得ず仕事をした…という経験はありませんか? 今回は、「休日」の意味について考えてみましょう。

■休日出勤を命じられて

 営業事務の仕事をしている万里江さん。平日に多少の残業はあっても、休日出勤することはこれまでありませんでした。ところが先日、上司より「臨時の受注で人手が足りないから、土曜日も出社してほしい」と言われました。

 営業社員たちが連日残業していることを知っていた万里江さんは、快く上司の命令に応じ、2週連続で土曜日に出勤しました。

 万里江さんは「これだけ頑張ったのだから、休日手当はあてにできるかな?」と内心期待していました。ところが、給与明細書をもらってみると休日手当は一切支給されていません。

 「上司の命令で休日に仕事をしたのに、おかしいのでは?」と疑問を拭いきれない万里江さん。この対応は、会社に問題があるのでしょうか?

■休日とは?

 休日とは、労働契約において労働義務のない日をいいます。法律では、「使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも1回の休日を与えなければならない」とし(労働基準法第35条第1項)、これを「法定休日」といいます。例外的に変形休日制を採用する場合は、4週間を通じ4日以上の休日を与えればよいことになっています。なお、「法定休日」以外の休日を、「法定外休日」といいます。

 原則として週1日休めば足りるのに、なぜ週休2日制が当たり前となっているかといえば、法定労働時間と関係があるからです。

 労働時間については、原則として1週40時間を超えて労働させてはならない、と定められており、1週間の各日については、休憩時間を除き1日8時間を超えてはならないと規定されています(労働基準法第32条第1項、2項)。

 たとえば、所定労働時間が9時~18時(うち休憩1時間)の場合、8時間×5日=40時間となってしまうため、週2日の休日を与えないと法律違反となってしまいます(変形労働時間制を含めない原則的な考え方)。

 一般の会社では、土曜日・日曜日、祝日を休日と定めているところが多いですが、何曜日を休日とするかは使用者の任意で、就業規則によってルール化されています。

 飲食業や接客娯楽業など週末に忙しい事業は平日を休みにすることが多いですが、シフト制を組んでいる場合は、月ごとにお休みの曜日が変わる場合も珍しくありません。

 このように、職場によって様々な働き方がありますが、休日には、法律で定められている「法定休日」と「法定外休日」がある、ということを覚えておいてください。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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