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女性のための「医療・健康」の話

これだけは知っておいて! 働き女子のための「子宮がん」基礎知識、リスクと予防

2015年8月31日

自己実現のために知っておきたい女性のカラダのこと・その3

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 能力を最大限に発揮して自分らしい生き方を実現するために知っておきたい、大切な体のことを考えるシリーズ。

 第3回は、女性特有のがんの一つ、子宮がんについて。特に20~30代で急増している子宮頸がんを中心に、女性の生き方を応援する産婦人科医・種部恭子さんに聞いた。


子宮体がん…長期間女性ホルモンにさらされることでリスクが高まる

 子宮がんには、子宮の出口付近(子宮頸部)にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥の方(子宮体部)にできる「子宮体がん」の2種類がある。発生する場所も原因も全く異なるので、別のがんと捉えて、それぞれの特徴を理解しよう。

 子宮体がんは、閉経後の50代以降に多く見られる。リスクファクターとしては、肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣のほか、出産経験がないこともあげられる。女性の生き方が変わり、女性ホルモン(エストロゲン)にさらされる期間が長くなったことで子宮体がんになる人も増えている。また、未治療の月経不順も関連があるといわれている。

 「若いときの月経不順も“不順だけどくればいい”という問題ではありません。月経不順のなかでも、きちんと排卵を伴っていない場合は、子宮体がんのリスクが高まりますから、放置せず、きちんと治療することが大切です」(種部さん)

子宮頸がん…ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が要因

 一方、子宮頸がんの発症にはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが関係している。これに感染すると、約1000人に1人の割合で子宮頸がんを発症するといわれている。

 ヒトパピローマウイルスには100種類以上のタイプがあり、子宮頸がんの発生につながるのは、16型、18型など約30種類のハイリスクタイプ。同じヒトパピローマウイルスでも、ローリスクタイプは「尖型コンジローマ」という、いぼができる病気と関連している。

 このヒトパピローマウイルスは、性交によって8割の人が感染する。多くの場合は、感染しても免疫の力によって自然に排除されるのだが、なかなか排除されずに感染が持続する人が10%程度いて、そのうちの約10%に細胞の異常(前がん状態)が現れる。前がん状態になっても、全員ががんになるわけではなく、8~9割はウイルスを排除して正常に戻っていく。最終的に残った約1割の人ががんを発症するのだ。

 20~30代では「まだがんになる年齢ではない」と思われがちだが、決して人ごとではない。20代の発症率を見てみると、特に子宮頸がんになる人が1990年代以降、急増している。

日本における15~39歳の女性10万人当たりの婦人科がん罹患率

 「若い年代に子宮頸がんが増えているのは、性交開始年齢が早くなったことと関連があります」(種部さん)

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