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この夏訪れたい東京国立博物館の「クレオパトラとエジプトの王妃展」

2015年7月29日

きっと欲しくなるクレオパトラのグッズが盛りだくさん!

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この連載では、美術館や博物館に併設されたミュージアムショップを紹介。

第7回は番外編として、この夏注目の展示会「クレオパトラとエジプトの王妃展」を大調査!

展示内容はもちろん、展示会の特設ショップに出されるグッズをチェックしてきました。

*この展覧会の見どころ ⇒ このページ
*特設ショップのオススメ商品 ⇒ 2ページ


古代エジプトの王妃や女王に思いを馳せる――14カ国から約180件の品々を収集

 20万人を越える入場者数を記録した特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」(2015年4月28日~6月7日)も記憶に新しい東京国立博物館ですが、7月11日から新たな特別展「クレオパトラとエジプトの王妃展」を開催しています。

 パリのルーヴル美術館、ロンドンの大英博物館、ベルリン・エジプト博物館など、世界各国のミュージアムが所蔵する名品を中心に、14カ国からおよそ180件の貴重な品々を集めた展覧会です。

 本展は、古代エジプトの王妃や女王をメインテーマに据え、王(ファラオ)を支え、時に大きな政治的・宗教的役割を果たした女性たちに焦点を当てています。中でも「絶世の美女」として語り継がれ、世界の歴史上もっとも著名な女王であるクレオパトラ(クレオパトラ7世)にまつわる品々を数多く展示しています。

 さらに女王として君臨したハトシェプスト、少年王ツタンカーメンの祖母であるティイ、そしてアマルナ時代を代表する王妃ネフェルトイティという3人の女王をフィーチャーし、現代においても魅力溢れる彼女たちの生きざまを紐解く貴重な展覧会です。

この展覧会の監修を務めたルーヴル美術館古代エジプト美術部門名誉部長のクリスティアーヌ・ジェグレールさん。後ろの銅像は、ダニエル・デュコマン・ドゥ・ロクレ作《クレオパトラ》(1852~53年、マルセイユ美術館蔵)。

 この展覧会は、5つの章で構成されています。やはり見どころとなるのは、先に述べた女王たちが活躍する新王国時代(紀元前1550年~1069年ごろ)、そして古代エジプト最後の王朝であるプトレマイオス朝時代(紀元前304年~30年)の名品を紹介している第4章、第5章でしょう。先に述べたハトシェプスト、ティイ、ネフェルトイティ、そしてクレオパトラが活躍する時代です。

 この頃の日本はというと、まだ縄文時代後期。のんびりしていましたね…。

《ハトシェプスト女王(ブリュッセル、王立美術歴史博物館蔵)》
ハトシェプスト女王の、葬祭殿の柱廊を飾っていた26体の巨大な像の一つと言われているもの。今から3500年前ころに活躍したハトシェプストは、トトメス2世の王妃。王の死後は後を継いだトトメス3世を助け、のちに女性でありながら王となりました。戦いを好まず、各地と平和な交流をすすめ、交易をおこない国の繁栄を築きました。
《アメンヘテプ3世の王妃ティイのレリーフ(ブリュッセル、王立美術歴史博物館蔵)》
今から3350年前ころに活躍した彼女は、古代エジプトがもっとも栄えていた新王国時代の王、アメンヘテプ3世の王妃でした。王をよく支え、息子アメンヘテプ4世(のちのアクエンアテン王)を助け、その評判は他国にも知れ渡っていたといいます。ツタンカーメンのお婆ちゃんとしても知られています。

 今から3350年前ころに活躍したネフェルトイティは、アメンヘテプ4世(のちのアクエンアテン王)の王妃。王とともに、国を守る神を太陽神アテンだけにすることを決め、都をアマルナへ移しました。新しい都では、それまでの伝統的な表現とは異なる自由で生き生きとした美術が発展したそうです。

 ちなみに、マイルス・デイヴィスの名盤『ネフェルティティ』(1967年リリース)はここから来ています。

《クレオパトラ(左、ヴァチカン美術館蔵)》《クレオパトラ(右、トリノ古代博物館蔵)》
今から2000年前ころに活躍した、古代エジプト最後の女王がクレオパトラです。おとろえてゆく国を守ることに尽くした彼女は「絶世の美女」と言い伝えられていますが、7カ国語も話せる才女。その魅力でカエサルら、ローマの将軍たちをとりこにしました。
《クレオパトラの死(ブレシア美術館蔵)》
カエサルの死後、その部下のアントニウスと協力して国の存続を図りますが、アクティウム海戦(紀元前31年)で、ローマのオクタウィアヌスに敗れ、彼女の死とともに古代エジプトの歴史は幕を下ろします。クレオパトラの死をエキゾチックな形で切り取った絵画(1878~79年)は、アッキーレ・グリセンティによって描かれたもので、クレオパトラを悪者にしようとするオクタウィアヌスのプロパガンダの影響が、根底に流れていると言われています。

 次ページでは、会場に併設された「特設ミュージアムショップ」で販売されているオリジナルグッズをご紹介します!

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Profile
黒田隆憲
黒田隆憲(くろだ・たかのり)
大学卒業後、アパレル商社で働いた後、メジャーレーベルよりCDデビュー。その後フリーランスのライター/カメラマンに転身し、音楽雑誌やファッション誌、Webサイトなど様々なメディアで活動している。バンド時代の経験を生かし、レコーディングやライブ現場に精通した解説が好評。また最近は、音楽のみならずアートやグルメ、ペット関連の記事なども執筆。共同監修に『シューゲイザー・ディスク・ガイド』、著書に『マイ・ブラッディ・ヴァレンタインこそはすべて』ほか多数。
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