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話に“オチ”がなくても、相手にウケる!会話のルールとアレンジ技

2015年7月7日

イイ話×悪い話、悪い話×イイ話、会話のギャップで心をつかむ

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 「話にオチがない」「いまの笑うところだったんですけど?(狙ったときに笑ってもらえない)」「褒められたときになんと答えたらいいのかわからない」「自慢しちゃうと嫌味に思われるかしら」「光栄なことがあったときに出しゃばりだ思われたくない」……そんな悩みは『「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!』(SBクリエイティブ)著者・吉田照幸さんの提唱する“会話の公式”に添えば、すっきり解決します! 『あまちゃん』『サラリーマンNEO』『となりのシムラ』などの演出・監督を務められた吉田さんが、悩めるあなたの会話の問題を紐解いてくれますよ。

【お悩み】
話にオチがつくれず、会話が盛り上がらない
 私の話にはオチがないことが多いせいか、いつもつまらなく、まわりを退屈にさせたりシラケさせたりしている気がします。女子同士の愚痴トークでも、おもしろおかしく話せる友人を見ると羨ましく思います。話にオチをつけるコツはありますか?
(みつこ・会計士・39歳)

「オチ」を求めるあまり、会話を楽しめなくなっていませんか?

 自分の話をする上で、基本ルールとなるのは、自慢話などイイ話には最後に悪い話を、失敗談など悪い話には最後にイイ話を入れる、ということです。逆の内容を入れると話がしまるのですね。

 ただ僕が危惧するのは、みなさん、最近「オチ」をやたらめったら期待してしまう傾向にあることです。お笑い番組の影響なのでしょうけれど、話をする上で「オチはないんですけれど……」と気にしてしまう傾向が、男性、女性ともに増えているように思います。

 「オチがなければならない」と気負ってしまう。それによって「オチがない」という事実に、話し手も聞き手も疲弊し迷走してしまって、会話をまったく楽しめなくなっているのですね。これでは本末転倒です。

 あくまでも日常生活のなかの会話。オチといっても、なにもプロの芸人さんのように切れ味のいいオチを目指す必要はないのです。

 たとえば、あなたが2泊3日で行った海外旅行の話をしたいとしますね。

 旅行中の3日間のあいだには、楽しい思い出ばかりではなく、ひとつくらい失敗談やアクシデントがあったのではないですか?

 それを最後に話せば、それで十分にオチらしくおもしろく話がしまるのです。

 初日の夕飯に立ち寄った飲食店で、現地語がわからずに写真の印象だけで適当に頼んだ料理が、とんでもなく辛くて食べられたものじゃなかった、とか、パスポートの写真が古すぎてイミグレーションで引っかかってしまった、とか。そんな程度の話でよいのです。

 逆にせっかくの旅行だったのに、ずっとトラブル続きで終わってしまったとします。

 現地でスリの被害に遭った、ホテルの予約が手違いでとれていなかった……そんな悲惨な話が続いては、聞いているほうも話しているほうも、双方つらくなっていってしまいますよね。

 そんなときには、最後に「災難に見舞われてばかりの旅だったれど、でも私これをきっかけに強くなれた気がする!」――そうくれば、聞き手も「この話をした意味は、ここにあるのだな」と納得することができ、安心して自分の話に切り替えて話しはじめることができます。

 愚痴トークでも、このような工夫をすると楽しくなるものです。

 また相手の話に対して、自分の体験談を返すときも“逆の体験”ならば、相手の話す気を削がずに話すことができるでしょう。

 前回「私も~」と相手の話に乗っかって話すのは話泥棒だ、という話をしましたね。

 しかし“逆の体験”は例外です。逆の体験であれば、相手の体験は、あくまでも相手の特別な体験として差し上げたまま、自分の体験を話すことになるので問題ないでしょう。

5年前、いまとは見違えるほど恰幅のよかった吉田さん。「98キロからの生還(ダイエット話)」は持ちネタとして盛り上がる話題のひとつだそう。

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Profile
吉田照幸
吉田照幸(よしだてるゆき)
NHKエンタープライズ番組開発部エグゼクティブ・プロデューサー
1993年NHK入局。「のど自慢」「小朝が参りました」などエンターテイメント系の番組を中心に活躍。40分間一人で舞台の場を持たせるなど前節の技を鍛えつつ、芸人にも「面白い」と評判になる。2004年に「サラリーマンNEO」を企画、以後全シリーズの演出を担当。型破りな番組として人気を博す一方、タニタの社食、Google本社を日本のテレビ番組として初潜入、コントに日産のカルロス・ゴーン氏を引っ張り出すなど話題となった。第35回・36回国際エミー賞コメディ部門ノミネート(日本では唯一)。2013年春からは異例のレンタル移籍で、連続テレビ小説「あまちゃん」の演出を担当。現在、「となりのシムラ」といったコント番組やコメディ、新作ドラマ「洞くつおじさん」を制作中。ここ10年でもっともコントを制作している笑いのつくり手。
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