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夕方になると起きる目の不調、“夕方老眼”の正体とは?

2015年7月1日

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 “夕方老眼”について聞かれることがよくあります。「仕事を終えてパソコンから目を離したら、遠くがかすんで見えない」「朝は読めたスマホの画面が帰りは見えにくい」「夕方になると目がかすんでくる」といった、夕方に起こる視力低下や目の不調です。

近くを見続けることで目が凝り固まる!

 “老眼”とは、「加齢とともに近くにピントを寄せる力が低下すること」をいいます。ですから、先述のような症状を「老眼」と呼ぶのは正確ではないのですが、メディアなどでは夕方になるとおこる不調をまとめて「夕方老眼」と呼んでいるようです。親しみやすくてまあそれはそれでいいのかもしれません。

 この夕方老眼、症状が人それぞれですので、ちゃんと診察してみないと判断できませんが、「午前中は調子がいいのに、午後、あるいは夕方になると不調が出てくる」という傾向から、大きく2つのことが考えられます。

 ひとつは、パソコンや細かい書類の文字ばかりを長時間見ていることから、目のピント調整の筋肉が凝り固まってしまうもの。もうひとつは、ドライアイです。

 前者は眼科では「調節緊張」といいます。目は近くを見る時は筋肉にぎゅっと力を入れて、水晶体という目の中のレンズを厚くして近くにピントを合わせます。若いころは水晶体が柔らかいのでこれが簡単にできますが、加齢とともに水晶体が硬くなり、より力が必要になります。

 それを長時間強いていると、筋肉が固まって元に戻りにくくなってしまうのです。このため、遠くにピントが合わなくなってしまうことがあります。「仮性近視」と同じです。また、ピントを合わせる筋肉が痙攣をおこしてしまうこともあります。眼科で緊張をとる目薬で治療すると、これらの緊張や痙攣はすぐに治ります。

 でも、治ってもまた同じように仕事をしていれば、同じように目に負担をかけてしまいます。そんな時は、中近両用のメガネなどを上手に使うことで、目の負担をやわらげることができます。思い当たる人は、近くの眼科の先生に相談してみてください。

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Profile
坪田 一男
坪田 一男(つぼた かずお)
慶應義塾大学医学部教授・慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表。1955年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。ハーバード大学留学、クリニカルフェロー修了。2000年より最先端のアンチエイジング医学を学び、医療界に積極的に導入。現在、日本抗加齢医学会理事長、日本再生医療学会理事、学会誌「アンチエイジング医学」の編集長、慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表などを務める。南青山アイクリニック手術顧問を務め、眼科専門医による安全なレーシック(近視手術)の提供・指導も行う。『ごきげんな人は10年長生きできる』(文藝春秋)など著書多数。http://www.tsubota.ne.jp/
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