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「嫌いな人がいる自分」を嫌いにならないために

2015年5月29日

感情と思考を区別して、自分をちょっと上から見下ろそう

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 こんにちは。Before 9(ビフォア・ナイン)プロジェクト主宰/CONECTA代表、池田千恵です。

 第8回では、ひとり時間の「妄想」でノートを上手に活用する方法についてご紹介しました。

 この連載で提唱する「ひとり力」とは、「自分の頭と心を定期的に棚卸し、客観的に見つめて軌道修正していく力」のこと。

 独身、既婚、家族と同居、ひとり暮らし、子育て中…。どんな状況にあっても精神的、物理的に「ひとり」の時間を作ることはできます。「ひとり力」をつけることで、ほっとしたり、リフレッシュしたり、リラックスしたり、将来のことを楽しく想像したり、今までの振り返りをしたりできるようになれば、慌ただしい毎日も、心穏やかに過ごせるようになります。本来のあなたを、あなた自身の手に取り戻すひとつの手段が「ひとり力」をつけることです。

 第9回の今回は、嫌な人に出会ったときのネガティブな感情を、感情と思考を区別することで乗り越える方法についてお伝えします。

嫌な人がいたら「なぜ嫌なのか」を考える

 どうしても合わない、苦手、一緒にいると苦痛を感じるという人は誰にでも1人くらいはいるのではないでしょうか。

 感情的になると「とにかく一緒にいると気分が悪いから、あの人のそばへは行かない、関わらない」とかたくなになってしまったり、ばったり出会ってしまったときについ、嫌な感情が顔に出てしまったりと過剰反応しがちですよね。

 そんなときこそ「ひとり力」を発揮するまたとないチャンスです。ひとりになったタイミングで「私は、どうしてこの人が嫌いなんだろう?」と分析してみましょう。感情(嫌い!)と思考(なんで嫌いなのか?)を見えるようにするのです。

 「嫌い」と思って最初から付き合わないのも手ですが、「最初嫌なやつだと思っていたけど、あとで大親友になった」という話もよく聞きますよね。そんな可能性を狭めてしまう必要もないですし、仕事で毎日顔を合わせる人の場合、そんなことは言っていられません。「やっぱりどう分析しても嫌いだ」と思ったとしても、うまい距離のとり方を考える戦略にもつながるので、まずは分析してみましょう。

「嫌いな人がいる自分」は嫌いにならなくていい

 ポイントは、「私はこの人が嫌い」という感情もきちんと受け止めたうえで、嫌いな理由を分析することです。最初からなんでもポジティブな捉え方ができれば幸せですが、その境地に行き着くのは至難の技。聖人君子ならまだしも、怒りっぽい私なら、恥ずかしながらあと30年はかかりそうです。

 ポジティブが絶対に正しい、と思ってしまうと、ネガティブなこと自体を思うことすら、「自分の心がキレイじゃないからダメなんだ」といったように自分自身を責めてしまいがちです。こうして、ありのままの気持ちをなかったことにして見て見ぬふりをすると、心のドロドロが自分の中でマグマのようにたまり、いつか爆発したときにすごいことに…。

 ネガティブ感情がいけないのではなく

1)その状態をいつまでもひきずってしまうこと

2)自分が「ネガティブ状態になっている」ということを認めずに、ポジティブなふりをすること

がいけないのです。

 だから、率直な気持ちをいったん小出しにして、その上で自分に質問してみましょう。ネガティブな気持ちを表に出して見えるようにすることにより、自分自身をちょっと「人ごと」のように眺めるような感覚になり、ひと呼吸おくことができるようになります。

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Profile
池田千恵
池田千恵(いけだ ちえ)
Before 9(ビフォア・ナイン)プロジェクト主宰/ CONECTA代表。
図を活用した思考整理/情報発信/時間管理/目標達成手法を著書や講演、企業研修などで伝えるかたわら、朝9時までの時間を有効活用するための早朝セミナー「Before 9プロジェクト」を2008年より開催。ベストセラーとなった『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)は、朝4時に起きる「ヨジラー」急増のきっかけとなる。『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)、『朝活手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など時間管理に関する著書多数。 http://ikedachie.com/
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