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女性のための「医療・健康」の話

梅雨に注意!身近なカビが引き起こす怖~い病気

2015年6月15日

梅雨時は、女性がなりやすいアレルギーにも注意!

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 梅雨といえば、カビ。カビは湿気が大好きで、30℃以上の気温は苦手。暑すぎず寒すぎず、ジメジメした梅雨の時期は、それまでおとなしくしていたカビが“水を得たカビ”となって大活躍する季節だ。

 家がカビだらけになって嬉しい人なんているはずもないが、問題は見た目だけではない。実はカビが原因で起こる感染症やアレルギーも想像以上に多いという。本格的にカビに悩まされる梅雨が訪れたこの機会に、衛生微生物研究センター主催の「カビが人体に及ぼす影響」セミナーの内容を報告しよう。

女性がなりやすいアレルギー、命にかかわる感染症も

 千葉大学真菌医学研究センターの亀井克彦教授によると、「普通の生活をしていても、人は1日に1万個以上のカビを吸いこんでいる」という。それでも健康な人なら簡単に病気にはならないが、免疫力が落ちていると感染してしまうこともある。

 同じ微生物でも、カビは細菌よりも進化していて、生物としてのレベルが高い。細菌が核膜を持たない原核生物なのに対し、カビは私たち人間と同じ真核生物。細胞の構造が似ているので、細菌に比べて薬が効きにくい。そのため、いったん感染すると治療が難しく、死に至ることも少なくないという。「実際、日本の病院で亡くなる人の20人に1人は内臓に重篤な真菌症、つまりカビの感染症が確認されています」と亀井教授は指摘する。

 特に梅雨の時期に起こしやすいのは「夏型過敏性肺臓炎」という病気。これはトリコスポロンというカビを吸いこむことで起こるアレルギー性肺炎で、日本では年間約500人が発症している。咳、だるさ、微熱が続き、やがて炎症によって肺の細胞が壊れて息苦しさを感じるようになる。引っ越し、ステロイド薬、免疫抑制薬などで治療はできるが、「肺の壊れた部分は二度と元に戻りません」と亀井教授。患者の男女比は1対2で、なぜか女性がなりやすいらしい。

これがトリコスポロン。酵母カビの一種。高温多湿な環境を好み、腐った木などを栄養源にして発育する。胞子が10ミクロン以下と小さいため、肺胞の中に吸い込まれやすい。

 この夏型過敏性肺臓炎が花粉症のようなアレルギーなのに対し、カビが“体内にすみつく”ことで起こる病気が感染症だ。

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