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女性のための「医療・健康」の話

体の中からケアする「新しい日焼け予防」って?

2015年5月20日

紫外線による肌ダメージを防ぐ新しい美容素材が登場!

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 紫外線が強く日焼けが気になってくるこの時期。日焼け対策といえば日焼け止めクリームや美白化粧品を思い浮かべるが、体の中からも紫外線対策ができる。体内の「プロテオグリカン」という物質に着目して共同研究を行ってきた弘前大学とサンスターは、このほど「新規プロテオグリカン複合体(ヒアルロン酸・コラーゲンとの複合体)」を抽出する技術を発見。紫外線による肌ダメージを防ぐ新しい美容素材を開発した。

肌の保水成分「プロテオグリカン」とは?

 「プロテオグリカン」とは、タンパク質を軸に、コンドロイチン硫酸などの糖鎖がブラシ状に結びついた特徴的な構造を持つ糖タンパク質(図1)。生体内では軟骨や皮膚に多く存在し、ヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオグリカンが一体となって強いネットワークを形成している。高い保水性を持ち、物理的な衝撃などに対するクッションの役割をはたしている。

 プロテオグリカンは、皮膚や軟骨の主要成分であるにもかかわらず、従来、工業的に組織から抽出する技術がなかったため、あまり知られていなかった。2000年頃、弘前大学により酢酸を使った鮭の鼻軟骨のプロテオグリカン抽出技術が開発されてから、大量生産が可能となり、さまざまな研究も進んできた。ただし、酢酸による酸性抽出の場合、プロテオグリカンは細かく分解されていた。

 2007年から弘前大学とサンスターはプロテオグリカンの新たな抽出技術を開発するため共同研究を開始。鮭の鼻軟骨から、酸やアルカリを使わず熱水のみで、生体内と似た構造のヒアルロン酸・コラーゲンとの複合体「新規プロテオグリカン複合体」を抽出する新技術を開発した。熱水を使うだけで済むため、精製工程を簡略化でき、低コストでの製造も可能になったという。

 「これまで、プロテオグリカンは熱により分解・変性すると思われてきました。しかし、常識にとらわれず、熱水により軟骨を溶かし抽出条件をコントロールすることで、効率的に高分子量のプロテオグリカンを抽出できることを発見したのです」と、この新技術を開発した弘前大学教育学部食物学研究室特任教授・加藤陽治氏は語る。

■図1 プロテオグリカンの構造

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