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女性のための「医療・健康」の話

“アフリカ人は目がよい”のイメージは誤り!?紫外線を多く浴びると目の老化を招く

2015年5月18日

紫外線から目の老化を守る3つの対策とは

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 金沢医科大学らの研究チームが、紫外線強度の強いタンザニアで行った疫学調査により、子どもの頃から目に大量の紫外線を浴びると、目の老化を招く可能性があることがわかった。日本でも、紫外線対策を怠れば同じようなリスクがあると考えられる。紫外線が強くなるこれからの季節に向けて、紫外線が目に与える影響を知り、しっかりと備えよう。

“アフリカ人は目がよい”のは本当?

 太陽から注がれる紫外線量は、赤道に近いほど強く、タンザニアは日本の2倍近くの紫外線強度がある。2014年に金沢医科大学眼科学講座主任教授・佐々木洋氏らの研究チームがアフリカのタンザニアで赤道付近の実態を調べる疫学調査を行った。タンザニアの子どもと日本の子どもの視力を比べてみると、タンザニアの子どもは93.6%が裸眼視力1.0以上、近視の割合は日本の約13分の1と、日本の子どもより格段に視力がよいことがわかった。(図1、2)

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアカンパニー プレスリリースより

 一方で、タンザニアの子どもは強い紫外線の中、戸外で活動する時間が長く、紫外線から目を守るメガネやサングラスを使っている割合も低いため、紫外線被ばく量は日本の子どもの3倍以上。「瞼裂斑(けんれつはん)」という眼疾患(たんぱく変性により白目の一部にシミのようなものができる。紫外線被ばくが原因とされる)の一つを発症している子どもは日本の子どもの約4倍以上という結果だった。

 また、成人の場合、タンザニアでは40代の10人に1人が低視力、50歳以上の中高齢者は失明している人や視力が極端に低下している人が多いことがわかった。早い段階で老眼や白内障を発症している割合も高い。

 「“アフリカ人は目がよい”というイメージが浸透していますが、タンザニア人の視力がよいのは子どもの頃だけ。じつは紫外線関連の疾患で視力を失っている人が多いことがわかりました。成人の視力は日本人のほうがよいのです」(佐々木氏)

 0~5歳までに育った地域の緯度と翼状片(よくじょうへん:白目が黒目の上に延びてくる眼疾患)の関係を調べた研究もあり、赤道から40度以上北または以南の地域を1とすると、赤道から30度以内の地域に住んでいた子どもは40倍以上翼状片になりやすいという結果が報告されている。子どもの頃に浴びた紫外線が将来の病気の発症に大きく影響している可能性を示す結果だ。タンザニア人も子どもの頃から紫外線を大量に浴び、その対策が不十分なため、日本人よりも目の老化を招いている可能性が高い。

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