• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

「好き⇔きらい」自分の感情をまるごと受け入れることで人生がうまく回り出す

2015年5月12日

“みんなと仲良くなれない”自分に自己嫌悪を抱く必要なし!

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 嫌いな人、苦手な人、合わない人とどう接するか……人間関係の大きな悩みのひとつですよね。また上司や先輩など、目上の人からの「説教」が苦痛でしかたない、という声も、働き女子からはよく聞かれます。そんな読者の悩みにこたえてくれるのが、『あまちゃん』や『サラリーマンNEO』、『となりのシムラ』『ジャンクション39~男たち、恋に迷走中!~』などの演出・監督を務めてこられ、著書『「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!』(SBクリエイティブ)を著された吉田照幸さんです。

【お悩み】
なにかにつけてお説教をしてくる上司のことが嫌いでたまりません。説教くさい上司への対処法はありますか?
 またその上司をはじめ、嫌いな人や苦手な人、合わないなと感じる人と、なかなかうまくやっていくことができません。仕事でもプライベートでもそう。本当は、だれとでも好意的で良好な人間関係を築きたいと思っています。みんなと仲良くできたらって願っています。
 でもどんなに頑張ってもできなくて、そんな自分に自己嫌悪を抱く日々です……。
(さゆみ・22歳・食品関係)

「上司の説教には反論しない」が基本姿勢。その理由は?

 上司の説教に関する悩みと、その上司を含めた苦手な人たちとの人間関係についてのご相談ですね。1ページ目では説教への対策、2ページ目では苦手な人についてお答えしましょう。

 さて上司の説教。愉快な人は多くありませんよね。

 しかし上司の説教に対する基本的な姿勢は、いっさい反論しない、ということです。間違っても話を遮って「そうはおっしゃいますが、私たちの時代は課長の時代とは違って……」などと反論しないこと。

 理由のひとつとして、まず説教のなかにはたしかに役に立つ話、ためになる話もあるから、ということが挙げられます。しかし、それ以外にも反論すべきでない理由があります。順にお話ししていきましょう。

「説教」には二種類ある~上司の心の問題をスルーするワザ

 まず説教にはふたつの種類があることを知っておきましょう。

 ひとつは、上司自身がなんらかのモヤモヤを抱えていて、いたたまれず部下にぶつけているにすぎない、という場合があります。表向き「説教」という(モヤモヤをそのままぶつけるよりは)社会的に承認を得やすいかたちをとっているだけで、自らの満たされない欲望を満たそうとしている、という点では自慢話とおなじ。上司のエゴです。

 この場合、反論はしないものの、(聞いているフリをしながら)聞いていない。これでいいです。右から左に流しておけばよい。

反論はタイミング次第! あなたが反論すべき瞬間を逃さないためには

 いっぽう、もうひとつ。本当にあなたのためを思って説教してくれている、という場合。

 これも、まずはいっさい反論せずに聞く。とはいえ、もちろんあなたのなかにはぐらぐらと反発心が沸き上がってくることでしょう。

 しかし、そのときは自分から離れて「いま、自分は上司から言われていることに対して反発する気持ちが出てるな」と冷静に観察しながら、「でも反発しないぞ」と決意して聞くことに徹しましょう。

 するとじっと聞くだけのあなたに、上司はだんだんと自分の言葉は果たしてあなたの心に響いているのか、胸に届いているのだろうかと不安になっていきます。

 そうすると多くは、ふっと「それで、おまえはどう思うんだ?」といった、あなたの発言を求める一言が出てきます。

 そこではじめて、自分の反論を述べる。あなたが意見すべきタイミングはここなのです。

 そうすると上司にとっては、それまでのあいだ、あなたがずっと途中で口を挟むことなく自分の話を聞いてくれていた、という前提がある。そのため、あなたの反論にも耳を傾けてくれる、となるのです。

反論を受け入れてもらえる「説教」をコミュニケーションに変えるコツ

 上司の話を最後までろくに聞かずに、途中で心の赴くままに反論してやり合うから、あなたの意見は、上司に受け入れてもらうことができないのです。

 まず先に徹底的に聞く姿勢を取り、相手から「どう思うんだ?」と求められてから、はじめて反論をする。そうすれば、上司もあなたの意見を受容的な態勢で聞くことができる。

 つまり「説教と反論」が、お互いにとって「コミュニケーション」となるわけです。

 ただしじっと聞いているあいだは、あなたにとってものすごく葛藤する時間となることでしょう。言いたいことや反発、苛立ちが湧き上がってくる。そんなとき、僕は「あー、この感情きたな」と自分から離れて観察することでやりすごしています。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

Profile
吉田照幸
吉田照幸(よしだてるゆき)
NHKエンタープライズ番組開発部エグゼクティブ・プロデューサー
1993年NHK入局。「のど自慢」「小朝が参りました」などエンターテイメント系の番組を中心に活躍。40分間一人で舞台の場を持たせるなど前節の技を鍛えつつ、芸人にも「面白い」と評判になる。2004年に「サラリーマンNEO」を企画、以後全シリーズの演出を担当。型破りな番組として人気を博す一方、タニタの社食、Google本社を日本のテレビ番組として初潜入、コントに日産のカルロス・ゴーン氏を引っ張り出すなど話題となった。第35回・36回国際エミー賞コメディ部門ノミネート(日本では唯一)。2013年春からは異例のレンタル移籍で、連続テレビ小説「あまちゃん」の演出を担当。現在、「となりのシムラ」といったコント番組やコメディ、新作ドラマ「洞くつおじさん」を制作中。ここ10年でもっともコントを制作している笑いのつくり手。
関連キーワードから記事を探す
働き方お仕事術コミュニケーション術

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ