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朝・昼・夜…時間別「ひとり時間」の捻出法

2015年5月1日

欲望をみつめ、自分をキャラづけし、指示待ち残業を回避する

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 こんにちは。Before 9(ビフォア・ナイン)プロジェクト主宰/CONECTA代表、池田千恵です。

 第4回では、みんなで集まる「朝活」のメリットとデメリットについてご紹介しました。

 この連載で提唱する「ひとり力」とは、「自分の頭と心を定期的に棚卸し、客観的に見つめて軌道修正していく力」のこと。

 独身、既婚、家族と同居、ひとり暮らし、子育て中…。どんな状況にあっても精神的、物理的に「ひとり」の時間を作ることはできます。「ひとり力」をつけることで、ほっとしたり、リフレッシュしたり、リラックスしたり、将来のことを楽しく想像したり、今までの振り返りをしたりできるようになれば、慌ただしい毎日も、心穏やかに過ごせるようになります。本来のあなたを、あなた自身の手に取り戻すひとつの手段が「ひとり力」をつけることです。

 第5回の今回は、朝・昼・夜、時間別の「ひとり時間」を作り方についてお伝えします。

朝から夜に向かうにつれ「ひとり時間」は取りにくい

 1日を朝・昼・夜に分けて、ひとり時間の作りやすさを図解すると、次のようになります。

 1日の時間の経過にともない、ひとり時間を作る難易度は高まってきます。なぜなら、自分の意志によるコントロールがだんだん効きにくくなってくるから。つまり、ひとり時間捻出難易度と、自分の意志の影響度は反比例していると言えます。

 朝が一番自分の意志通りに動くことが出来やすい時間帯です。自分さえ早く起きさえすれば、自由に使える「ひとり時間」を作ることができるから。ただ、そもそも早起きの習慣を定着させることが難しいというデメリットもあります。

 昼は、たいていの会社にはお昼休みがあるので、平日でも少なくとも約1時間は作ろうと思えば作れます。一方で、ひとりでランチに行きたくても、何となく惰性でみんな一緒にランチをすることになったりしてモヤモヤ、という心当たりもあるでしょう。

 夜は、仕事が終わる状況が読めなかったり、家族が何時に帰ってくるか分からなかったり、飲み会があったりして、なかなか時間が読めません。その中でひとり時間を作ろうと思ったら、皆が寝静まったころになってしまいます。夜型の方にとっては夜のひとり時間が格別! という方もいらっしゃいますが、夜は時間が永遠に続くような気になってしまってつい夜更かしになり、ダラダラと過ごして次の日に影響が出ることも…。

 まとめると、朝・昼・夜のひとり時間のメリット・デメリットは次のようになります。

<朝のひとり時間のメリット>
●自分の意志次第でコントロールしやすい
●邪魔が入りにくい

<デメリット>
●早起きの習慣づけが難しい
<昼のひとり時間のメリット>
●少なくとも1時間程度は自由な時間が取れる

<デメリット>
●ひとりでいたいのに付き合いランチに行かなければいけない場合がある
<夜のひとり時間のメリット>
●周囲が寝静まった頃、自由に過ごすことができる

<デメリット>
●そもそも時間が読めないことが多い(残業、飲み会、家族の都合など)

 では、朝・昼・夜、それぞれのデメリットを解消するアイディアについて考えてみましょう。

早起きで「意識高い」ことをしようと思わなくていい

 早起きの習慣が続かない、という人は、早起きして何か素晴らしいスキルアップをしなければ! と思ってしまう傾向にあります。好きでもない英語勉強を朝起きてしよう、と思っても、早起きだけでも辛いのに、さらに好きじゃないことをしようとするため、モチベーションが上がらず寝坊してしまいます。

 私はよく、早起きを習慣化するためには「嬉しい・楽しい・気持ちいい」を朝イチに持って行きましょう、という提案をしています。例えば、朝早く起きたらご褒美に1粒300円のチョコレートを食べよう、とか、好きなお笑いのDVDを見よう、というものでもかまわないのです。私の場合は過去、ワインやチーズの資格を朝勉強して取得した経験がありますが、朝勉強していた理由は、夜「実地訓練」と称して飲みにいくためでした。

 早起きしている人が「意識高い」と揶揄されてしまう理由は、まじめなことをしている、と周囲に思われるからです。でも別に、本人はまじめなことをしているつもりなんてないことが多いです。早起きしてランニングしたり英語を勉強したり、一見スキルアップに励む「意識高い」人も、実はそれが楽しいからやっていて、裏で自分の「欲」を満たしているのです。その「欲」は、「痩せてモテ女子になりたい」かもしれないし、頭の中でグラフを作って、「ランニング月間100キロ達成!」というように、ゲーム感覚を楽しんでいるのかもしれません。

 早起きを始めるときは、最初のうちはナマナマしい「欲」があるほど、モチベーションがあがります。英語だったら、英語を話せるようになって外国人の彼氏を作ろう! ということでもいいんです。まずはあなたの「嬉しい・楽しい・気持ちいい」は何かな? と考えてみることから始めましょう。

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Profile
池田千恵
池田千恵(いけだ ちえ)
Before 9(ビフォア・ナイン)プロジェクト主宰/ CONECTA代表。
図を活用した思考整理/情報発信/時間管理/目標達成手法を著書や講演、企業研修などで伝えるかたわら、朝9時までの時間を有効活用するための早朝セミナー「Before 9プロジェクト」を2008年より開催。ベストセラーとなった『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)は、朝4時に起きる「ヨジラー」急増のきっかけとなる。『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)、『朝活手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など時間管理に関する著書多数。 http://ikedachie.com/
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