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すべては大人の女性になるために

イラナイ……「オバさん」という言葉~今の私にぴったりの装いをしたい

2015年4月27日

「若い」「かわいい」も「オバさん」と同じくらい気持ち悪い

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 はじめまして。漫画家の槇村さとるです。

 この仕事をはじめて40年あまり。58歳になりました。

 職業的な要請もあり、気の若さは相当なモノだと思っています。読者は20~40代。とても元気な人達ですからね。

 ……が、ついについに先日、「オバさん」と呼ばれてしまいました。

 ガ~~~ン。頭の中、まっ白。

 その日はあまりに体調が悪く、こりゃ放っておいたら脱水症状で死ぬわ~とこわくなり、タクシーを呼んでヨロヨロと乗り込んだ、その時です。

 「オバさん大丈夫? 病院だね?」と親切な運転手さんに言われてしまったのでありました。体をくの字に曲げあぶら汗を出している女性。そりゃ私だって、この私を見たら、「オバさん」と言ってしまうでしょう。それくらいの客観性は持ってますとも、私だって!(泣)

 体の方はその後快方に向かっていますが、「オバさん」と呼ばれた心の傷が深かった。

 思いおこしてみれば私が「オバさん」を意識しはじめたのは40代前半の頃でした。それまで大好きだった服がことごとく似合わなくなってしまった頃。途方に暮れた私は当時のユマ・サーマンの一枚のスナップ写真に希望の光を見たのでした。

 グランメゾン「C」のツイードジャケットにデニムというコーデ。今では定番の合わせですが、その時のフレッシュな印象たるや! グランメゾンへの憧れもありましたし、40代だからそろそろいいのではというワクワクも……また、そのジャケットは明るいピンク系で、袖口やスソが切りっぱなしになっていて、ライトでカジュアルでハードルが一気に下がったような気がしたのです。

 前のめりにお店に出かけ、そのジャケットを試着させて頂きました。すばらしい着ごこち。洋服とは、こういうモノなのか~とうっとりしました。が、しかし。

 鏡に映っているのは、だれ?

 女政治家?

「貫禄、出すぎ~~!!」

 ジャケットを脱ぎ、「あまりに似合わないので買えませぬ」と礼を言い、お店を出た私はハッキリ覚醒したのでした。

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