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「セクハラ発言」懲戒処分を機に考える。ことばのセクハラで悩んでいませんか?

2015年3月10日

厳格な処分を支持した最高裁。注目のその内容は

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 こんにちは、社会保険労務士の佐佐木由美子です。去る2月26日、女性社員にセクハラ発言を繰り返し続けた男性社員2名の懲戒処分をめぐり、最高裁は処分を妥当とする判決を言い渡しました。職場のセクハラ発言に悩んでいる人にとって、救済の道が開けるかもしれません。早速、内容を確認してみましょう。

問題のセクハラ発言とは

 この裁判は、大阪の会社で管理職だった男性社員2人が、20~30代の女性部下に対して性的な内容を含むセクハラ発言を繰り返したとし、会社から出勤停止と降格の懲戒処分を受けたことについて、会社に処分の取り消しを求めて争われていたものです。

 セクハラ(セクシュアルハラスメント)とは、「職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否するなどの対応により解雇、降格、減給などの不利益を受けること」または「性的な言動が行われることで職場の環境が不快なものとなったため、労働者の能力の発揮に悪影響が生じること」をいいます。

 それでは、いったいどのような発言が繰り返されていたのでしょうか。男性社員2人が発言したその一例は次のとおりです。

「彼氏おらへんのか?」

「もうそんな年齢になったの。結婚もせんで何してんの? 親泣くで」

「もうおつぼねさんやで。怖がられてるんちゃうん」

「夜の仕事とかせえへんのか? 時給いいで」

「男に甘えたりする? 女の子は男に甘えるほうがいいで」

「あんなん気にしてたら女の子としゃべられへんよな」(社内のセクハラ研修後に)

「30歳は22、23歳から見たらおばさんやで」

「夫婦間はもう何年もセックスレスやねん」等々

 判決では「女性に強い不快感、屈辱感を与えるもので、極めて不適切だった」と指摘していますが、こうした状況が1年余りも繰り返されていたというのは、被害者にとって苦痛としか言いようがありません。

 1、2審とも、言葉によるセクハラを認定しており、争点は懲戒処分が妥当であるかどうか、ということでした。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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