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同僚と争いたくない…はキレイごと? 自分のスタイルを貫き痛い目に

2015年3月4日

自分のスタイルを貫いて痛い目にあってしまったBさんのケース

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 「心が疲れた」と感じることは、誰にでもあることです。ただ、その度合いや“症状”は人によって違います。解決のためには、時には「相談」することも有効です。
 この連載では、産業カウンセラーが実際に受けた相談から実際の事例を紹介し、働く女性のメンタルヘルスを考えます。
 今回は、Bさんの事例を紹介します。

*   *   *   *   *   *

 相談室を訪れたBさんは38歳未婚の女性で、実家に両親と3人で暮らしていた。明るめのニットに同じ色調のスカーフが良く似合う、お洒落で優しい雰囲気の女性だった。

 Bさんは、大きなため息をつくと話し始めた。

Bさん「会社で悩んでいることがあって・・・」

カウンセラー「お仕事のことで悩んでいらっしゃるんですね?」

Bさん「同じような立場の女性のことなんですが・・・」

 Bさんは大学卒業後、大手ファッションブランドに就職した。営業や広報など、いくつかの業務を経験した後、現在は総務部で研修部門の統括チーフとして働いている。

 研修部門は本部が一括で管轄していたが、日本全国のブランドの支社を東西に分けて対応することが決まり、Bさんは、これまでの働きを認められ、東地区の統括チーフに抜擢された。

 一方、地方都市の担当から昇格し、本部で西地区統括のチーフとして活躍していたのがAさんだ。

 Bさんより先に本部に着任し、実績を伸ばしていたAさんは、自己アピールが強く、独自のやり方でどんどんやって行くタイプの強い女性だった。

 着任当初、Bさんは年齢も同じくらいのAさんと相談し合いながら、東西ともに足並みをそろえ、会社全体の実績が上がるよう仕事をしていきたいと考えていた。

 しかし、着任して初めて交わした挨拶に、お互いの考え方の違いを目の当たりにし、困惑を覚えた。

Bさん「これからよろしくお願いします」

Aさん「お手柔らかにね」

Bさん「東西ともに伸びていけるよう、一緒に頑張って行きましょうね」

Aさん「いえ、私は西地区の成績を上げます。東には負けません」

 Aさんは、東西協力して仕事をする気などなかった。協力どころか、敵意を感じるきつい話し方をされたそうだ。

 Bさんはとても驚き、これからの仕事に不安を感じた。

 案の定、Aさんは自分の担当の西地区の成績だけが上がるようなやり方をした。全国的に実績が上がるようなことは考えてもいないようだった。もちろん、Bさんと協力して仕事をする気など、根本的になかった。

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Profile
太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
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