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【漫画】へんな猫ジャックの心のうちは――安野モヨコ作・オチビサン

2015年1月19日

オチビサン歳時記・第七回「甘酒」

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豆粒町に雪が降りました。

オチビサンたち、きょうは雪見酒ならぬ、雪見甘酒を楽しむようです。

甘酒は、寒い寒いと言いながら外で飲むのもおいしいんですけどね。

それにしてもジャックの言葉、深いなぁ……。

Ochibi (C) Moyoco Anno / Cork

 多くの人が冬を連想する甘酒ですが、実は俳句の世界では夏の季語。江戸っ子は甘酒が大好きで、初めは冬に飲んでいたものを、やがて年中楽しむようになりました。ことに夏、食欲が落ち、暑さでバテた体を、甘酒で元気にしたのだとか。ブドウ糖やオリゴ糖、ビタミンや必須アミノ酸を豊富に含んだ甘酒は、江戸の栄養ドリンクだったのです。
 江戸の町には、甘酒専門店があちこちにありました。当時の絵には「三国一」の看板をたてた甘酒屋の繁盛ぶりが描かれています。三国とは、日本・中国・インドのこと。当時はこれが世界だったのでしょう。世界一の味だという宣伝の意味もあるのでしょうが、「三国一」は甘酒の異称でもあります。ひと晩で熟成させる甘酒を、ひと晩でできた三国一(駿河・甲斐・相模三国一)の富士山の伝説になぞらえたのです。
 あまい、あまい、あーま ざーけ――
 天秤をかついだ江戸の甘酒売りの声は、明治・大正を経て、昭和の初めまで東京の下町で聞かれたそうです。今もそんな屋台があったらいいですね。冬の夜、仕事帰りにあの甘い香りが漂ってきたら、寄らずには帰れないかもしれません。

文/かなだたえ

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Profile
安野モヨコ
安野モヨコ
1989年「別冊フレンド」でデビュー。 『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』など、ドラマ化・映画化したヒット作多数。『シュガシュガルーン』では第29回講談社漫画賞を受賞。『オチビサン』は「AERA」で、『鼻下長紳士回顧録』を「FEEL YOUNG」で連載中。
公式サイト:http://annomoyoco.com/
Facebook:Facebook
Instagram:@moyoco_anno
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