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自分の欲望のかたちを知らないと結婚できない

2014年12月18日

自分の欲望を知るには、たくさん恋愛をして、傷付くこと

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川崎貴子
1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女性マネージメントのプロ」の異名を取る。女性誌での連載、執筆多数。著書に『上司の頭はまる見え。』サンマーク出版。プライベートではベンチャー経営者と結婚するも離婚。8歳年下のダンサーと2008年に再婚。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。ブログ「酒と泪と女と女」を連載中。
二村ヒトシ
1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶應大学文学部中退。97年にアダルトビデオ監督としてデビュー。現在も4つのAVレーベルで、プロデューサー兼チーフディレクターを務めている。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)などがある。
公式サイト:nimurahitoshi.net

「恋と結婚」をテーマにお送りしている、AV監督の二村ヒトシさんと経営者・川崎貴子さんの対談シリーズ。結婚相手の条件として、よくあがるのが年収です。しかし川崎さんは、年収は「時価」であり、現在年収の高い男性は競争率が高いため、将来有望そうな男性に「投資」するしかない、と語ります。また、結婚の手前の「恋」は何のためにするものなのでしょうか。寂しさをうめるため? 幸せになるため? この問いにも、二村さんからはっきりした答えが出されます。



■いろいろなものを同時に欲しがりすぎると結婚できない

――川崎さんは以前、年収なんていまや“時価”なのだから、年収を基準に結婚相手を選ぶのはやめたほうがいい、というブログ記事(「男は年収」の婚活事情に物申したい)を書かれていましたね。

川崎貴子(以下、川崎) そうなんですよね。私のまわりの婚活女子が、みんな「年収は600万はあってほしい」と言ってその年収以下の人を対象外にしていたのです。でも、今って20代後半の男性の平均年収は366.8万、30代前半で430.9万円、30代後半で498万円。600万どころか、500万もいってないんですよ。まあ、平均なので多い人も少ない人もいてこの数字なわけですが、年収600万以上の25~35歳独身男性は、約3.5%しかいないというデータもあります。600万は充分高望みになってしまうんですよ。

二村ヒトシ(以下、二村) まあ、そうだよねえ。

川崎 公務員ですら、いまや年収は時価だと思いますよ。この先の雇用や待遇がどうなるかなんて、誰にもわかりません。おそらく彼女たちは自分たちの父親の年収くらいはあってほしい、と思っているんでしょうね。でも、父親の年収って右肩上がりに経済成長していた時代のものですから。それを基準に足きりしていると、分母が少なくなりすぎてしまいます。

二村 年収が高い男性もいることはいるけれど、そこは競争率が高いですよね。

川崎 超レッドオーシャンです。モデルやタレントやその卵やらの「女のプロたち」が挑みに来る戦場ですよ。そこに普通に働きながら丸腰で参戦するなんて、討ち死にしにいくようなもの。あと、私のまわりの年収の高い経営者の奥さんたちは、彼らがフリーターの時から付き合っているんですよ。なけなしの100万を、彼の会社が傾きそうになったときに貸したりしている。それがあってのいまの暮らしなので、ある意味投資家なんですよ。

(その場にいた男性からの意見) あの……僕はいままさに、投資されている状態です。就職活動がうまくいかなくて、年上の嫁さんに養ってもらってるんです。嫁さんが仕事行く前にお弁当つくって、夜は食事つくって待っているような生活をしています。

川崎 おお! 絶妙なタイミングでリアルなモデルケースが! おいしいのをつくってあげてくださいね(笑)。

男性 こんな状態で結婚してくれたので、何があっても嫁さんを絶対裏切りたくないと思っています。

二村 浮気されたくない女性は、こういうかたを見つけて、投資するのがいいですよ。おいくつですか?

男性 僕が26歳で、嫁さんが33歳です。

二村 すばらしい……。ぜひ彼の奥さんには、投資のリターンが返ってきてほしいね。結婚は博打だって前回言ったけど、川崎さんのまわりにいる年収高い人の奥さんは博打に勝った人ですよね。若い子は結果だけを見て「年収の高い人と結婚したい」って思っちゃうんだろうな。やっぱり、うまくいったケースしか可視化されないから、貧乏なころの苦労のことはわからないもんね。お金持ちと一緒にいる楽しさを味わいたいなら、すでにお金持ちになった人の愛人になったほうがいいんじゃないかな。

川崎 ああ、それは言わぬ約束(笑)。

二村 正妻というステータスも、いい暮らしも、恋愛的に愛されることも、一度にいろいろなものを欲しがりすぎている気がするなあ。まあ、全部ほしい気持ちもわかるんですけどね。

川崎 いろいろなものを一度に欲しがりすぎている、というのはたしかにそうかもしれませんね。優しくて、話が合って、見た目もそれなりで、ちゃんと働いていて、年収600万以上で、浮気しなくて、子育てに協力的で、暴力ふるわなくて、ギャンブル癖がなくて、という人を待っていると、そりゃいないという話になります。まあ、後ろの2つは大事な条件ですけど。

二村 だいたい、稼ぐのに家庭的な男なんてほぼいない。ダブルスタンダードですよ。

――女性のほうが欲深なんでしょうか。

二村 うーん、でもその「欲」を、自分で設計していないのが問題なんですよね。自分に何があれば幸せなのか、わかっていない。テレビやファッション雑誌が押し付けてくる「女の幸せ」を鵜呑みにしちゃってるんじゃないかと思います。

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Profile
二村ヒトシ・川崎貴子
二村ヒトシ(にむら・ひとし/右)
1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶應大学文学部中退。97年にアダルトビデオ監督としてデビュー。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)などがある。
公式サイト:nimurahitoshi.net  twitter:@nimurahitoshi

川崎貴子(かわさき・たかこ/左)
1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。
ブログ:酒と泪と女と女 Twitter:@takako_kawasaki
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