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【漫画】オチビサン――ほのぼのストーリーと、冬のコラム

2014年12月15日

第三回 火の用心

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空気がカラカラのきょうこのごろ。お肌も気になりますが、火事も心配です。

みなさんの町では、火の用心の夜回りが今もおこなわれていますか?

マッチ1本火事のもと~ ついでに戸締り気をつけて~

“火の用心”のあとには、さまざまなかけ声がつづきます。

オチビサンたち、何を焼いてもいいけれど、火のもとにはじゅうぶん気をつけてね。

Ochibi (C) Moyoco Anno / Cork

 「火の用心」の言葉がいつから防火標語として使われたのかは定かではありませんが、江戸時代の1648年、町にこんなおふれが出たそうです。
 ―町中の者は交代で夜番すべし。(中略)店子たちは各々火の用心を厳重にすべし――
 木造住宅が密集していた江戸の町は、一度火がついたら大惨事でした。火消とよばれる消防組織がうまれたのもこの時代。水での消火はまにあわず、建物を壊して延焼を防ぎました。
 そんなことにならないよう、人々は日ごろから協力して、調理や照明などに使う火の始末に気をつけていたのです。
 火の用心の夜回りに欠かせない道具といえば拍子木です。黒檀や紫檀、樫などの硬い木で作られ、打ち鳴らすと遠くまで届く澄んだ音を響かせます。
 東京墨田区の本所には、『送り拍子木』という怪談が伝わっています。火の用心の夜回りをしていたら、打ってもいない拍子木の音が聞こえ、振り向いてもだ~れもいないという話。
 外灯のない江戸の夜は真っ暗闇だったので、提灯の明かりで回る火の用心は、やるほうもおそろしかったのかもしれませんね。

文/かなだたえ


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安野モヨコ
安野モヨコ
1989年「別冊フレンド」でデビュー。 『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』など、ドラマ化・映画化したヒット作多数。『シュガシュガルーン』では第29回講談社漫画賞を受賞。『オチビサン』は「AERA」で、『鼻下長紳士回顧録』を「FEEL YOUNG」で連載中。
公式サイト:http://annomoyoco.com/
Facebook:Facebook
Instagram:@moyoco_anno
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