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人生100年時代に知っておきたい~時給800円と8万円の人の差はどこで生まれる?

2014年12月16日

“希少性”が市場価値を高めるキーワード

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 日本人女性の平均寿命は87歳。寿命はさらに延び、これからは「女性の平均寿命が100歳になる」という説もある。実際、1980年の女性の平均寿命は79歳。34年で8歳も延びている。ますます長くなる人生を考えた時、漠然と「老後が不安」と思っていても仕方ない。どうせなら、90歳になっても、100歳になっても、楽しくて、生きがいもあって、お金にも困らない生き方をしたい! この連載でそのためのヒントを探っていこう。
 登場いただくのは、藤原和博さん。サラリーマン男性の50歳からの人生は「連山主義」でいくべきという戦略を説いた『坂の上の坂』(ポプラ社)がベストセラーとなった。「新しい生き方の実践家」でもある藤原さんに、アラフォーシングル女性の生きる道について聞いた。

●この人に聞きました
藤原和博さん

ふじはらかずひろ/1955年東京生まれ。東京大学経済学部卒業後、リクルートに入社。20代は営業として激しく働いたあと、東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。37歳から約2年間、イギリスとフランスに駐在。ヨーロッパの文化を体感し、成熟社会での生き方を考え始めるようになる。40歳で独立。47歳で杉並区立和田中学校校長に就任。「よのなか」科の授業や、保護者や地域ボランティアによる学校支援組織「地域本部」の立ち上げなど、数々の取り組みによって成果を上げる。52歳で校長を退職。現在は週に2、3回テニスをしながら、全国各地のさまざまな教育現場で教育改革に取り組んでいる。著書に『必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社)、『35歳の教科書』(幻冬舎)など多数。

――将来的に、今やっている仕事が消えたり、人数が絞られてしまったりする可能性があるという話を前回教えてもらいました。今日はその解決策。長く働ける自分になる方法を教えてください!

藤原さん(以下、敬称略) これまでに話したように、「他の人に取り替え可能」「外国人に取り替え可能」「ロボットに取り替え可能」という仕事をしていては、自分の市場価値が下がる一方だというのは、わかるよね。

――はい、わかります。

藤原 ということは、市場価値を高めるためには「希少性」が大切ということになる。

――希少性ですか?

藤原 そうです。自分をレアな存在にする、希少性を高めるんです。

 現在でも、市場価値の低い仕事と高い仕事があります。時給換算すると、ファストフード店のアルバイト時給800円からカルロス・ゴーンに世界戦略を授けられるコンサルタントの時給8万円まで、100倍の差がある。なぜだと思う?

――知識の量ですか? コンサルタントってMBAを持っていそうだし。でも、知識なら大学教授もありますね……。

藤原 そうだね。実は、この差を生み出しているものこそが、希少性です。

 ファストフード店の接客の仕事ができる人って、どのくらいいるかな?

――高校生から60代まで年齢層も幅広いし、日本語をちょっと学んだ程度の外国人留学生もできますね。

藤原 言い換えると、誰でもできる仕事だよね。つまり、他の人に取り替え可能な仕事と言える。一方で、カルロス・ゴーンに世界戦略を授けられるレベルのコンサルタントは……。

――コンサルタントの中でも、ほんの一握り。

藤原 その通り。すごくレアな人。希少性が高いわけです。

 「コンサルタントの中でも、一握り」というのがポイント。コンサルタント=時給が高いというイメージがあるかもしれないけれど、コンサルタントの中でもレアだから、時給が高いんです。

 市場価値は職種で決まるわけじゃないんですよ。

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中村ヨーコ
中村ヨーコ
フリーライター。早稲田大学第二文学部卒業。就職浪人をしたのち、出版社にもぐり込む。日経ホーム出版社(現・日経BP社)にて日経ウーマンの編集に携わったのち、ウェブ会社にて転職サイト編集長などを経て、2006年よりフリー。「退職金も厚生年金もないし、老後の不安は見たくないから見ない(涙)」から「楽しい100歳の毎日を送るために、今から準備しよ~♪」に方向転換中の40代シングル。自身の経験から「結婚や子育てには、適した年齢というものがある」が持論。周囲の20代、30代女性に「婚活のすすめ」を説くのがライフワークになりつつある。
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