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人生100年時代を生き抜く!IT、ロボット、グローバル化で消えていく運命の仕事とは?

2014年12月15日

「人間じゃなきゃいけない仕事」しか残らない

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 日本人女性の平均寿命は87歳。寿命はさらに延び、これからは「女性の平均寿命が100歳になる」という説もある。実際、1980年の女性の平均寿命は79歳。34年で8歳も延びている。ますます長くなる人生を考えた時、漠然と「老後が不安」と思っていても仕方ない。どうせなら、90歳になっても、100歳になっても、楽しくて、生きがいもあって、お金にも困らない生き方をしたい! この連載でそのためのヒントを探っていこう。
 登場いただくのは、藤原和博さん。サラリーマン男性の50歳からの人生は「連山主義」でいくべきという戦略を説いた『坂の上の坂』(ポプラ社)がベストセラーとなった。「新しい生き方の実践家」でもある藤原さんに、アラフォーシングル女性の生きる道について聞いた。

●この人に聞きました
藤原和博さん

ふじはらかずひろ/1955年東京生まれ。東京大学経済学部卒業後、リクルートに入社。20代は営業として激しく働いたあと、東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。37歳から約2年間、イギリスとフランスに駐在。ヨーロッパの文化を体感し、成熟社会での生き方を考え始めるようになる。40歳で独立。47歳で杉並区立和田中学校校長に就任。「よのなか」科の授業や、保護者や地域ボランティアによる学校支援組織「地域本部」の立ち上げなど、数々の取り組みによって成果を上げる。52歳で校長を退職。現在は週に2、3回テニスをしながら、全国各地のさまざまな教育現場で教育改革に取り組んでいる。著書に『必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社)、『35歳の教科書』(幻冬舎)など多数。

――定年が60歳だとして、100歳までに40年もある。もちろん「先生」や「師匠」になれたらベストですが、それが無理でも、スーパーのレジのパートで働けば月8万円~10万円くらいの収入を得ることはできるかな? とも思ってるんです。

藤原さん(以下、敬称略) あなたが60歳になったとき、スーパーのレジ打ちの仕事なんて、世の中から消えていると思うよ。

――えっ? どういう意味ですか?

藤原 IT化、ロボット化、グローバル化が進むとね、世の中に存在する仕事が大きく様変わりするんです。なかには、消えてしまう仕事もたくさんあるでしょうね。

――仕事が消えるんですか?

藤原 スーパーのレジ打ちなんて、一番消えそうな仕事です。

 チップの技術がもう少し進化すれば、それぞれの商品に値段が入力されたチップが付いて、無人レジを通過するだけで、ピピピッと計算されてクレジットカードから引き落とされる……とかね。

 ファストフード店を、ロボットが支えるようになるかもしれないよね。注文ボタンを押したら、ロボットが作ったハンバーガーがポンと出てくるとか。

――ええっ。

藤原 企業の受付も、大手企業は人を配置してるけど、そのうちにロボットが「いらっしゃいませ」と受付嬢代わりをしてくれるなんてこともあるかもね。

 現在35歳の人が60歳になったときには、「昔の会社の受付には、きれいな女性が座って『いらっしゃいませ』と対応していました」と博物館に飾られているかもしれないよね。

 僕がリクルートにいたころは、受付の女性たちは正社員でした。営業達成の表彰式などにも来てくれて「おめでとうございます」と花束を渡してくれた。すると、男性社員の士気も高まるでしょ。すごく評判がよかったんです。それでもある時点で、派遣社員に切り替わりました。

 派遣社員が代行しているのは、会社が内部化する必要のない仕事ということ。つまり、いずれはIT化、ロボット化の波にのまれていく可能性が高いということです。

 IT化、ロボット化が進んだのちに、消えるか残るかは、「人間じゃなきゃいけない仕事」かどうかによります。

 ファストフード店でハンバーガーを売るのは、人間じゃなくてもよさそうな仕事だよね。逆に、人間だから価値が出る仕事は旅館の女将や中居さん。例えば、高級旅館に泊まりに行ってロボットに案内されたら……きっとお客さんは「求めているものと違う」とがっかりするよね。

――消える仕事の波は、ホワイトカラーにも押し寄せますか?

藤原 残念ながら事務職も、その道を辿りつつあるでしょうね。

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Profile
中村ヨーコ
中村ヨーコ
フリーライター。早稲田大学第二文学部卒業。就職浪人をしたのち、出版社にもぐり込む。日経ホーム出版社(現・日経BP社)にて日経ウーマンの編集に携わったのち、ウェブ会社にて転職サイト編集長などを経て、2006年よりフリー。「退職金も厚生年金もないし、老後の不安は見たくないから見ない(涙)」から「楽しい100歳の毎日を送るために、今から準備しよ~♪」に方向転換中の40代シングル。自身の経験から「結婚や子育てには、適した年齢というものがある」が持論。周囲の20代、30代女性に「婚活のすすめ」を説くのがライフワークになりつつある。
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