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100歳まで生きても困らないために~女は人生を3回生きる

2014年12月12日

人生を「自分づくり期 → 子育て期 → 先生期」と分割して考えてみる

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 日本人女性の平均寿命は87歳。寿命はさらに延び、これからは「女性の平均寿命が100歳になる」という説もある。実際、1980年の女性の平均寿命は79歳。34年で8歳も延びている。ますます長くなる人生を考えた時、漠然と「老後が不安」と思っていても仕方ない。どうせなら、90歳になっても、100歳になっても、楽しくて、生きがいもあって、お金にも困らない生き方をしたい! この連載でそのためのヒントを探っていこう。
 登場いただくのは、藤原和博さん。サラリーパーソンの50歳からの人生は「連山主義」でいくべきという戦略を説いた『坂の上の坂』(ポプラ社)がベストセラーとなった。「新しい生き方の実践家」でもある藤原さんに、アラフォーシングル女性の生きる道について聞いた。

●この人に聞きました
藤原和博さん

ふじはらかずひろ/1955年東京生まれ。東京大学経済学部卒業後、リクルートに入社。20代は営業として激しく働いたあと、東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。37歳から約2年間、イギリスとフランスに駐在。ヨーロッパの文化を体感し、成熟社会での生き方を考え始めるようになる。40歳で独立。47歳で杉並区立和田中学校校長に就任。「よのなか」科の授業や、保護者や地域ボランティアによる学校支援組織「地域本部」の立ち上げなど、数々の取り組みによって成果を上げる。52歳で校長を退職。現在は週に2、3回テニスをしながら、全国各地のさまざまな教育現場で教育改革に取り組んでいる。著書に『必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社)、『35歳の教科書』(幻冬舎)など多数。

――前回、「100歳まで生きる時代は、一山主義ではなく連山主義の人生観」と教えていただきました。複数の山を作る=コミュニティのメンバーになることが、人生を豊かにするし、リスクヘッジにもなるということだったのですが……コミュニティに入れてもらうのって、ハードルが高い感じがしてしまって。

藤原さん(以下、敬称略) 自分の好きなことを軸に考えてみたらどうかな。

 例えば……習い事で始めた茶道の集まり、お寺が好きなら仏像マニアの集まり、学生時代にちょっとかじったテニスのサークルに改めて入るなど、その集まりに何年も参加して、自分が積極的にその中で活動をしていけば、それらも立派なコミュニティです。

 犬が好きな人なら、犬好きの集まりでもいい。

――そっか。そういう集まりもコミュニティなんですね。

藤原 そうです。自分の好きなこと、興味のあること、以前の趣味や研究していたことなど、「これ、やってみたいな」と思うことに参加してみるといいよね。

 ボランティア系もあります。

 被災地支援のボランティアに3カ月に一回通う、バングラディッシュの学校づくりボランティアの事務局の一人として活動する、地域の小中学校のコミュニティースクールで子どもに勉強を教えるとかね。

 このとき、「バングラディッシュに小学校を作るために寄付をして、半年に1回の報告会に通ってる」ではだめ。それでは参加している気分になっているだけだからです。事務局のメンバーとしてコミュニティを動かしているくらいの実働がないと、自分の居場所を築いていることにはなりません。

 半年に1回顔を合わせる程度では、助け合えるレベルの深いつながりはできない。そのコミュニティに自分の時間と労力を投じて、場を一緒に作っていくからこそ、濃い関係性ができるし、満足感や達成感も味わえます。

――だからこそ、やるなら「事務局のメンバーとして活動する」くらいしないと意味がないってことなんですね。

藤原 そうです。あと、みんなにおすすめしたいのが、子育てを通じたコミュニティです。子どもの小中学校のPTA活動がその代表格。子どもの同級生の親だけでなく、その地域に暮らす人たちと深くつながったりできるんですよ。

――保育園のパパママつながりの飲み会を、子どもが大学生になっても続けているという話を聞いたことがあります。保育園つながりは、「働きながらの子育て」の中で生じる悩みを共有できるから、戦友っぽくなるみたいです。

藤原 コミュニティって、子どもがいると作りやすいんです。

 あえて言います。女性は、「母親になること」を積極的に取りにいったほうがいい。

 長い人生を考えた時、「母親になる時期」を通過しないと、その後の人生の展開が手詰まりになるリスクが増えてしまいます。

 90年~100年という長いスパンを考えた時、「女は人生を3回生きる」と思ってみたらどうでしょうか。

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Profile
中村ヨーコ
中村ヨーコ
フリーライター。早稲田大学第二文学部卒業。就職浪人をしたのち、出版社にもぐり込む。日経ホーム出版社(現・日経BP社)にて日経ウーマンの編集に携わったのち、ウェブ会社にて転職サイト編集長などを経て、2006年よりフリー。「退職金も厚生年金もないし、老後の不安は見たくないから見ない(涙)」から「楽しい100歳の毎日を送るために、今から準備しよ~♪」に方向転換中の40代シングル。自身の経験から「結婚や子育てには、適した年齢というものがある」が持論。周囲の20代、30代女性に「婚活のすすめ」を説くのがライフワークになりつつある。
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