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年末の忙しさで疲れたあなたへ――オチビサンと冬を味わう

2014年12月8日

第二回 火鉢

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私たちの生活からすっかり姿を消してしまった火鉢。

おだやかな火や、炭の香りが、心まで和ませてくれる暖房器具です。

そんな火鉢暮らしを楽しんでいるオチビサン。近ごろ火おこしがうまくなったみたい。

なにかヒミツがあるのでしょうか――

Ochibi (C) Moyoco Anno / Cork

 火鉢は、戦後ストーブにとって代わるまで、日本の家庭の暖房具として活躍していました。その歴史は古く、平安時代の『枕草子』にはこんな一節があります。
 「冬はつとめて(中略)いと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし」―冬は早朝がいい。とても寒いなか、急いで炭をおこして廊下を渡っていくのは、冬に似つかわしい―。
 火鉢は、現代の暮らしにも意外に合います。猫板と呼ばれる板のついた木製の関東火鉢や、炉のまわりに縁のある関西火鉢。手あぶり火鉢は一人用の小さな火鉢です。素材もさまざまで、オチビサンの丸い火鉢は陶製でしょうか。
 炭とり箱や火箸、鉄瓶をのせる五徳や灰を美しく整える灰ならしなど、道具も楽しいものです。鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで、金網をかければお餅やトーストも焼けます。
 炭は火おこし器に入れてガス火にかければ簡単に着火するので、火鉢に移し、様子を見ながら足しましょう。
 柔らかな炭の火を見つめていたら、オチビサンのように思わず声をかけてしまうかもしれません。

文/かなだたえ


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Profile
安野モヨコ
安野モヨコ
1989年「別冊フレンド」でデビュー。 『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』など、ドラマ化・映画化したヒット作多数。『シュガシュガルーン』では第29回講談社漫画賞を受賞。『オチビサン』は「AERA」で、『鼻下長紳士回顧録』を「FEEL YOUNG」で連載中。
公式サイト:http://annomoyoco.com/
Facebook:Facebook
Instagram:@moyoco_anno
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