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日経ウーマン読者ってどんな人?―社長・川崎貴子×AV監督・二村ヒトシ対談第二回

2014年11月20日

日経ウーマンオンライン読者の幸せとは

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川崎貴子
1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女性マネージメントのプロ」の異名を取る。女性誌での連載、執筆多数。著書に『上司の頭はまる見え。』サンマーク出版。プライベートではベンチャー経営者と結婚するも離婚。8歳年下のダンサーと2008年に再婚。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。ブログ「酒と泪と女と女」を連載中。
二村ヒトシ
1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶應大学文学部中退。97年にアダルトビデオ監督としてデビュー。現在も4つのAVレーベルで、プロデューサー兼チーフディレクターを務めている。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)などがある。
公式サイト:nimurahitoshi.net

社長・川崎貴子さんと、AV監督・二村ヒトシさんの対談連載、第二回は「日経ウーマンオンラインの読者は一体どんな人?」ということを、お二人に伝えていきます。まじめで立派に生活しているのに「このままでいいのかな」と感じている……さまざまな要素から浮かび上がってくる読者像とは。そして、この層の悩みが顕在化してこなかったのには、構造的な問題があることが明らかに。果たして、日経ウーマンオンライン読者の幸せとは、どこにあるのでしょうか。
第一回はこちら



■「バリバリ」ではなく「もやもや」しているキャリア女性

――日経ウーマンオンラインの読者層は、年齢は20代後半~30代前半くらいがメイン層です。事務職の方が多く、新しく人とつながりたいという気持ちを持っている人も多いです。

川崎貴子(以下、川崎) えっ、人とつながりたい?

――というのも「女子部」という日経ウーマンオンラインの会員制コミュニティサイトで、「◯◯周辺で友だちになってくれる人、募集」など、日本全国エリアごとに友だちがほしいというトピックがいっぱい立ってるんですよ。

二村ヒトシ(以下、二村) ふむ、なるほどねえ。

――また、記事内容では「変わる」「新しい自分」といったキーワードが響くみたいです。

川崎 変わらなきゃ、と思ってる人が多いんですね。

――『日経ウーマン』の雑誌のほうでいうと、正社員の事務職として働いている人が多く、会社に女性が数人しかいないような職場の方も多いようです。そこで一生懸命働いて3年くらい経った頃に、このままでいいんだろうかと考え始めたところ、書店で日経ウーマンが目に入って読み始める。そこから、30代半ばまで読者になってくださるんです。

二村 あれ、紙媒体の『日経ウーマン』って、バリバリのキャリア女性と、おじさんに話をあわせなきゃいけない水商売のお姉さんが読んでるってイメージだったんですけど、違うんですか?

――1988年の創刊当初は『日経ウーマン』もバリバリのキャリア女性向けだったんです。でも、女性の社会進出が進むと、女性と男性の読むものを分ける必要がなくなったんですよね。外資系とかでバリバリ働く女性は、日経新聞や日経ビジネスを読むんです。キャリアウーマン路線で進めていたら、読者の求める方向性とずれてきてしまって、路線を変更しました。

川崎 そうなんですね。私は1993年の就職氷河期に就職活動をしたのですが、この年は最初から派遣社員で就職、という人も多かったです。その後ずっと不況が続いた訳ですから、バリバリのキャリアウーマンは実際にはほんの一握り。多くの女性達には響かないですよね。いま人気なのはどういう記事なんですか?

――お金関係の特集ですね。節約とか貯金とか。投資で一山当てるというよりも、生活まわりの出費を見直して貯蓄を増やすとか、そういう記事がけっこう読まれます。

二村 お金といっても世界経済とかではなく、身の回りのことなんですね。なるほど。それはちょっと僕のイメージが違ってたな。

――「バリバリ」というより「もやもや」されている方が多い印象です。アンケートなどを取ると、すごく立派に生活してらっしゃるのに、「自分はこのままでいいのかな?」と漠然とした不安を抱えていらっしゃるというか……。

川崎 うちの会社は女性の転職支援をしているのですが、会員登録をしていただくときに、読んでいる雑誌などの簡単なアンケートを取るんですね。そこで『日経ウーマン』と書かれた方は、まじめで、堅実なキャリアを築いていている方が多い印象です。

――そうですね。向上心が強く、習いごとをされてる方も多いです。

川崎 そうそう、資格を持ってる方も多いんですよ。アロマテラピー検定や簿記、ファイナンシャル・プランナーなど。あと、現場のコンサルタントから話を聞くと、自分が変わりたいという強い思いを抱えながらも、実際は家族や友人や同僚など、身近な人にどう思われるかをとても気にして、人間関係で悩んでいる人も多いと。

二村 ああ、嫌われたくないんだよね……。

――最近、アドラー心理学の『嫌われる勇気』と人間関係を絡めた特集をやったんですけど、それも反響がありました。

川崎 とにかく全方位の人に気を使っているんですよね。そして、認めてほしいと切実に思っている。

――そうですね。昼食もお決まりのメンバーで食べるという人が多く、そのときもあたりさわりない会話として、テレビドラマの話ばかりしているという声もありました。

二村 まわりから浮いたり、変な人だと思われたりするのが嫌なのかな。

――でも、挑戦心や、何かを始めたいという思いは強いので、引きこもっているわけではないんです。旅行には積極的に行っている。あと、取材などで実際にお会いすると、皆さんすごくかわいらしい方ばかりです。見た目にもとても気を使っていて。

二村 おしゃれなんですか?

――モード系のおしゃれというわけではないですが、相手に好印象を与えるような、感じの良い格好をされてますね。ブランドで言うと、NATURAL BEAUTY BASICみたいな。

川崎 ああ、よく解ります。オフィスルックとしても若い女性としてもイメージしやすいですね。

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Profile
二村ヒトシ・川崎貴子
二村ヒトシ(にむら・ひとし/右)
1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶應大学文学部中退。97年にアダルトビデオ監督としてデビュー。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)などがある。
公式サイト:nimurahitoshi.net  twitter:@nimurahitoshi

川崎貴子(かわさき・たかこ/左)
1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。
ブログ:酒と泪と女と女 Twitter:@takako_kawasaki
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