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蛭子さんのテレビ番組が高視聴率のワケ

2014年10月16日

「いい人」をやめよう! という機運が高まっているワケ

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 これから、人気の人やコンテンツに焦点をあてた連載をしていきますフリーライター/人気評論家の西森路代です。「人気」にテーマを決めたのは、時代の微妙な空気というものは、後になって思い出そうとしても難しいので、そのヒントになることを書いていけたらと思ったからです。

 というのも、柴門ふみさんの『男性論』という本に、「バブル崩壊後、女の子も男性に温かさと親しみやすさを求めだした。ヤクルトの古田、ミュージシャンの槇原敬之らの人気が、その風潮を裏付けしている。九三年は、実力プラス親しみやすい愛嬌顔の時代である。ということは、やっぱり若ノ花、なのだ」という一文があり、当時の空気というのは、誰かがエッセイなどで残していないと、データだけでは読み取れないなと思ったからです。

 この一文をきっかけに調べてみると、93年には高橋しんさんによる漫画「いいひと。」がスピリッツ誌上で連載スタート、その後97年には草なぎ剛さんによってドラマ化されています。柴門さんが言われているように、バブル後に「温かさ」や「親しみやすさ」が求められていた空気があったことを実感しました。

 ちょっとした人気の萌芽みたいなもの(ときにはすでに爆発しているものも)を、これからこの連載で書いていけたらと思っていますので、どうぞおつきあいいただけたら幸いです。

最近のヒット本に共通する特徴って?

 さて、今回のテーマは、当初は「おじさん」をとりあげようと思っていました。ところが、おじさんのことを調べていると、蛭子能収さんが「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」でじわじわと支持を集め、高視聴率を記録しているということにたどり着きました。そこで、蛭子さんの本『ひとりぼっちを笑うな』を読んでみると、いかに自由に生きるかを説いた本であることがわかりました。

 これって、バブル後の「いい人」ブームとは反対に、「いい人」であろうとすることから離れませんか? という逆の空気があるということかもしれないなと思ったのです。蛭子さんの本以外にも、現在、ヒットしているものには、「いい人」から離れようとするものが多い気がしませんか?

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Profile
西森路代
西森路代
ライター/人気事象評論家。1972年生まれ。大学卒業後、地方テレビ局のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション、ラジオディレクターを経てフリーランスライターに。主に、アジアのエンターテインメントや女子、人気について執筆。共著に「女子会2.0」(NHK出版)、著書に「K-POPがアジアを制覇する」(原書房)がある。TBS RADIO文化系トークラジオ 「Life」にも出演。
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