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ストレスの自覚が、快眠への第一歩

2014年9月26日

【最終回】眠りでストレスマネジメント。日々の習慣で健康的な毎日を

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 眠る力は、守る力であり、攻める力だと感じています。

 私たちは、常にストレスにさらされています。仕事でもプライベートでも、ストレスがまったくないということはほとんどありません。

 そう言うとストレスに対するマイナスイメージが先行しますが、ストレスがあることがすべてマイナスかというと、決してそうではありません。

 仕事でも趣味でも、今以上のことをできるようになりたいと思い努力する中で、心身に負荷がかかり、ストレスと感じることはよくあることです。

 このストレスは私たちを成長させてくれる源だとも言えますし、実際そのような負荷に耐え、克服してより高い目標を達成したときには、人として成長する喜びを感じさせてくれます。

 このストレスと上手につきあうことが、健康的で充実した毎日を送れるかどうかのカギであり、ストレスマネジメントで重要な役割を果たすのが「睡眠」なのです。

 眠ることでストレスマネジメント、というと難しく考えられがちですが、これは本来人間が自然に持っている本能の力に他なりません。

 生きている中で避けられない心身の負荷に対して、眠ることによって過度なストレスからこころとカラダを守り、適度なストレスを成長する力に変えて攻める、というイメージですね。

 残念ながら現代社会の中では、この本能の力が弱まっている方が多くいらっしゃいます。健やかに眠る力を持つことが自分を守ることである、ということすら忘れられていることも多いようです。

 だからこそ、読者の皆様には、いま一度「睡眠力」について認識いただき、ご自分の睡眠力を意識的に鍛えるということをしていただきたいと思います。

メンタル疾患が起こりやすいのは、入社3~5年目と中間管理職の時期

 とはいっても、特に仕事でのストレスというのは、人間関係や仕事量など、自分一人ではコントロールできない部分が大きく、どうしてもマネジメントが難しいと感じられるかと思います。

 実際に労働者が仕事や職業生活に関して強い不安やストレスを感じている割合は、約6割の状況にあるとも言われています。

 仕事上のストレスからメンタル疾患に至るケースも残念ながら大変多い状況です。

 メンタル疾患が起こりやすい時期としては、理想と現実のギャップに苦しみがちな入社3~5年目、そして上司と部下との板挟みの中で成果を求められる中間管理職の時期があげられます。

 自分自身が健康的に働き続けるためには、この2つの山を睡眠力によるメンタルマネジメントでうまく超えていくことが必要だといえます。

 また、企業側としてもこの働き盛りの世代の方がメンタル疾患により離職・休職するということは、会社全体としてリスク以外のなにものでもありません。

 だからこそ、会社と労働者のどちらか一方ではなく、双方が、睡眠とストレスマネジメントの重要性を理解し、実践的な行動に移すことが非常に大切なのです。日本快眠協会ではこの部分を特に重要視し、メンタルヘルス対策にフォーカスした企業研修や新人研修などを積極的に行っています。

 ストレスマネジメント、と言っても何をしたらよいのかイメージが付きにくいかと思いますので、まずはご自身のストレスの状態を確認しましょう。

 こちらの表を参考にしてみてください。

 具体的な言葉になると、自分のストレスを客観的に捉えやすくなりますね。これが大切です。

 仕事量が多すぎても、仕事が楽しく期待されていると、辛い状態になっていたとしても気づかないことがあります。

 自分のストレスが過度になりすぎていないかを意識し、まずは気づくこと。そして、気づいたときに対処する方法(例えば睡眠力)を身につけること。この習慣を普段から身につけておきましょう。

健康づくりのために必要な睡眠の要素とは?

 私は睡眠健康推進機構の睡眠健康推進機構出張講座推進員としても活動させていただいておりますが、その立場から厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針 2014」を参考としてご紹介させていただきます。

 健康づくりのための睡眠に大切な知識がわかりやすくまとめられています。

資料:健康づくりのための睡眠指針 2014 - 厚生労働省。

 1日の大半をストレスにさらされがちな働く女性の皆様が、そのストレスと戦うためには、意識的にリラックスできる力を身につけることです。

 お仕事をされている女性は「さあやるぞ!」というスイッチはお持ちでも、「そういえば、リラックススイッチは持っていないな」という方が多いかもしれません。

 リラックスの方法は人それぞれですが、そのひとつとして協会が特におすすめしているのが以前の回でもご紹介した快眠あしうらセラピーです。

 足裏を気持ちよくもみほぐすことで全身のリラックスが促されるほか、足裏の変化から自分では気づかなかったようなこころとカラダの状態を感じられることもあります。

 比較的触れやすく簡単に取り入れられるので、忙しい女性のみなさまにはおすすめです。詳しく学びたい方には、日本快眠協会の開催する講座もございます。

 どちらかというと、バリバリ仕事をこなす毎日の中で、リラックスして休むことに抵抗がある方もいらっしゃるようです。

 しかし、今日お話ししたように、しっかりリラックスしてしっかり睡眠をとることは、むしろ明日への「攻め」につながります。リラックススイッチをいくつ身につけているかはご自身の強みに他なりません。

 そのスイッチのひとつとして、最終回となる今回は、簡単ハンドセラピーをご紹介させて頂きます。

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今枝昌子
今枝昌子
スリープケアマスター。心療内科にてリフレクソロジストとして5年間勤務後、2009年「快眠セラピー プラスドゥース」開業。企業・行政・医療の現場を中心に、「睡眠力を鍛えるうつ病予防」、メンタルヘルス研修、企業内快眠カウンセリングなどを実施する。2012年「一般社団法人 日本快眠協会」を設立。快眠セラピストを育成するとともに、美容・健康など幅広い分野にわたって睡眠に関する情報を発信する。2014年5月、「プラスドゥース」を「エンパワースリープ・ジャパン」に法人化。日本心身医学会、日本睡眠医学会会員。
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