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新入社員の非常識さに悩まされて(後編)

2015年4月21日

新入社員と反りが合わずに悩んでいる女性Mさんのケース

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 前回に引き続き、新入社員と反りが合わずに悩んでいる女性Mさんのケース(32歳)のケースを紹介します。研修が終わって正式に仕事が始まっても、Bさんは女子大生の気分が抜けずに遅刻が多く、仕事のやり方がとてもルーズだったそう。特に男性社員に媚を売るような振る舞いは、女性としても人間的にも品がなく思え注意すると、「こわ~い」と聞こえるように言われ、他の社員達は苦笑い。上司からは「まだ新人なんだから、もう少し大きな気持ちで見て、ほら取引先のこともあるし、君自身のためにならないよ」と逆に諭されたという……その後の展開はいかに?

*   *   *   *   *   *

 Mさんは納得がいかなかった。新人だからこそ社則は守らないといけない。自分が新入社員の時は、とても厳しく教育された。教わったことに熱心に取り組んだし、上司や先輩社員には気を使った。口答えをするなど考えられないことだった。

 Tさん「Mさんは、会社で認められその将来を嘱望されていました。それはMさんのこれまでの努力のたまもので、これまでの生き方に自信を持っていました。しかしコネ入社のBさんの存在で、その価値観が崩れそうになり、困り果てていました」

 ある日、Bさんは大きなミスをする。ある部署全体の経費に関わる大きなミスだったため、Mさんの上司とBさんが、その部署に謝罪に行ったそうだ。

 その部署には同期の男性社員がいたため、Mさんは謝罪の様子を知ることが出来たが、それは驚くべきものだった。

 上司とBさんは、その部署で深く頭を下げ謝罪をしたそうだが、Bさんは顔を上げると「みなさん、すみませんでした~」と言ってにっこり笑ったらしい。男性社員の多い部署だったせいか、みな「いいよ、誰だってミスするよ」と言って、なごやかな雰囲気で許してくれたそうだ。

 そしてBさんはその部署の社員達の前で、「Mさんが怖いので、これからはミスしないよう頑張りま~す」と言い、上司も否定しなかったらしい。

 同期の男性社員は、まるでMさんがBさんをいじめているように聞こえたから気を付けたほうがいいよと助言してくれたそうだ。

 Mさんは悔しくて情けなくて、涙が出そうになったそうだ。

 それからMさんは、自分もBさんへの接し方を少し変えないと損をすると思い、Bさんへ優しく接するように努力した。Bさんは、Mさんの接し方が変わっても、当たり前のように自身の態度は変えなかった。

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太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
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